待望の妊娠!
健康に生まれてくれれば……と思いつつ、男の子がいいな、女の子がいいなという希望を持つご夫婦もいるでしょう。
ちまたには産み分け情報があふれていますが、本当に産み分けが可能なのか疑問ではありませんか?
今回は産み分けのコツや体験談をご紹介します。
赤ちゃんの男女産み分けはできるの?
男女の産み分けは命の選別につながりかねないということで否定的な意見もあります。
その一方で、産み分け指導を行っているクリニックもあります。その成功率は80%と言われています。
ということで、技術的に男女を産み分けるのはある程度可能なようです。
産み分けの原理と方法とは
男女の性別は、性交後に卵子と出会う精子が“X染色体”と“Y染色体”のどちらであるかで決まります。
ヒトの「染色体」という遺伝情報は46本(23対)あり、卵子と精子が23本ずつ持ってくることで、赤ちゃんに受け継がれるのです。
それぞれが持ってくる23本の染色体のうちの1本に、ヒトの性別を決める「性染色体」があります。X精子とY精子はそれぞれ異なる特徴があり、その特徴の違いを利用して産み分けが行われます。
赤ちゃんの性別はいつきまるの?
赤ちゃんの性別が決まるのは、先述したとおり精子が卵子と出会った時にすでに決まっています。
精子と卵子が出会う受精のタイミングは、性交後1~3日後以内とされています。
つまり妊娠が分かったタイミングでは、すでに性別は決まっていますし、もっと言うと、性交の数日後には決まっているということです。
産み分けをするにはどのような方法がある?
女性が性交によって快感をおぼえると、子宮頸管から強いアルカリ性の液が分泌され、膣内が酸性からアルカリ性に傾くといわれています。
膣の酸性度には個人差があるため、調整が必要です。
普段は酸性でも、排卵日に近づくとアルカリ性になります。
膣内の酸性度を人為的にコントールするゼリーがあります。
男の子の出産率を高めるために服用する栄養補助食品があります。
男の子を産み分けるには
男の子を生むために必要なY精子には、X精子と比べて以下のような特徴があります。
・数は多いが、寿命は約1日と短い
(※卵子の寿命も約1日)
女性の膣内の酸性度は、通常は外からの雑菌を防ぐため酸性です。
膣内のアルカリ性を高めるために、グリーンゼリーというアルカリ性のゼリーを膣内に挿入する方法があります。
また、リンカルという栄養補助食品を飲み続けるという方法も行われます。
女の子を産み分けるには
女の子を産むために必要なX精子には、Y精子と比べて以下のような特徴があります。
・数は少ないが、寿命は長い(約2~3日)
女性の膣内は、排卵日に近づくにつれて酸性からアルカリ性になります。
膣内の酸性を高めるためにはピンクゼリーという酸性のゼリーを、膣内に挿入する方法が取り入れられています。
先輩ママの産み分け体験談
まとめ
今回は男女の産み分けについてご紹介しました。
興味のある方は産み分け指導をしている病院を訪れてみてもよいでしょう。
ただ、生まれてくる赤ちゃんはどちらでも大切な命ですし、本当にかわいいものです。
赤ちゃんの性別も気になるでしょうが、やはり無事に生まれてくることを願いたいものですね。