ポカポカ陽気が続くようになり、スーパーの店頭には春野菜が並ぶようになりました。冬野菜と違って春野菜は安くて種類が多く、料理のレパートリーも増えますよね!
旬の野菜は鮮度重視のママやパパが多いと思いますが、美味しい野菜の見分け方って正直わかりませんよね。栄養満点の春野菜を食べるために、選び方をお伝えします。
春野菜ってどんな種類があるの?
春野菜といえば柔らかい、みずみずしい、甘みや香りが強い食材が多く、また栄養がたっぷり含まれています。普段、何気なく見ているこんな食材も、みんな春野菜です。
- 春キャベツ
- 新玉ねぎ
- アスパラガス
- 菜の花
- ふきのとう
- タラの芽
生でも食べられるほど美味しい食材、それが春野菜の特徴です。サラダや和え物など、いろんな料理に活かされる野菜ですが、鮮度が悪ければせっかくの美味しさも半減してしまいます。
美味しい春野菜の見分け方はどこをチェックするべき?
春野菜はどこを見て買い物していますか?多くは重さや大きさなどの見た目ではないでしょうか。実は、鮮度のいい春野菜はほかにもチェックするべきポイントがあるんです!
栄養たっぷりで美味しい春野菜の見分け方について確認していきましょう。
春キャベツ
年中スーパーで見かけるキャベツの中で、もっとも甘みが強く柔らかいのが春キャベツです。どの季節も同じ見分け方をしている人が多いのですが、春キャベツはチェックポイントが違います。
色 | キャベツの芯が黒ずんでいない、全体的に淡い黄緑色 |
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形 | 全体的に小さく丸い形状 |
葉 | 春キャベツは水分量が多いので1枚ずつが薄い |
重さ | ふわふわして軽い方が身が柔らかい |
賞味期限
常温 | 1〜2週間ほど |
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冷蔵 | 2週間〜1カ月ほど |
新玉ねぎ
生で食べても辛くない、身が柔らかいから加熱時間が短くて済むなど、新玉ねぎはいいところがたくさんありますよね。春野菜の定番として根強い人気がありますが、一般的な玉ねぎと違って柔らかいため、見わけ方が難しい野菜でもあります。
色 | 全体的に白い方より青みがかっている |
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形 | 先端のとんがりがキュッと引き締まっている、芽が出ていない、先端がカットされていない自然なトンガリであるもの。 |
皮 | 生ではなく乾いている |
重さ | 全体的に重たい新玉ねぎはみずみずしい |
賞味期限
常温 | 1週間ほど※風通しの良い場所で吊るす |
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冷蔵 | 3〜4日ほど |
新玉ねぎは普通の玉ねぎに比べて長持ちしません。
冷蔵庫の機能にもよりますが、風通しの良いところで吊るすほうが長持ちします。
アスパラガス
アスパラガスは一年中見かける野菜ですが、春に採れる物は身が柔らかく甘みが強いんです。茹でたてにマヨネーズをつけて食べたり、パスタやスープの具材として調理するなど、たくさんのアレンジ料理が楽しめます。新鮮なアスパラガスほど甘みが強いので、見分け方はしっかりチェックしましょう。
色 | 全体的に濃い緑色をしている |
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形 | 根元あたりまで太く、穂先がキュッと引き締まっている |
切り口 | 乾燥していない、茶色く変色していない物 |
重さ | ズシッと重みがあると水分量が多い |
賞味期限
冷蔵 | 2〜3日ほど※穂先を上にして立てて冷蔵保存する |
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菜の花
菜の花は2月〜4月あたりまでしか見かけない春野菜ですよね。天ぷらにしたり和え物にしたり、この時期だけしか食べられない菜の花は鮮度が命の旬野菜です。
色 | 全体的に濃い緑色をしている |
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形 | つぼみがキュッと引き締まっている、葉や茎がピンと張りがある |
切り口 | 乾燥していない、茶色く変色していない |
重さ | 全体的に重みがある |
賞味期限
冷蔵 | 2日〜3日ほど※穂先を上にして立てて保存 |
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ふきのとう
ふきのとうは春になるとたくさん見かけるようになり、行楽弁当などにも天ぷらとして入っていたり、春野菜には欠かせない食材のひとつですね。水辺に近い場所で採れたふきのとうほど、みずみずしくて美味しいんですよ!
色 | 全体的に緑色をしている |
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形 | つぼみがひらいていないもの、葉がギュッと閉じている |
切り口 | 茶色く変色していない |
重さ | 重みがある |
賞味期限
常温 | 1日ほど |
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冷蔵 | 2日ほど |
タラの芽
独特な苦味が病みつきになるタラの芽は、天ぷらにすると最高です。旬の時期が3月〜5月頃までと短いため、見かけたらすぐに買わないと、次にいつ食べられるかわからない食材です。
色 | 全体的に緑色が濃い |
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形 | 葉が開きすぎていない、つぼみと茎の長さが約5cm程度 |
切り口 | 茶色く変色していない |
重さ | 重い物 |
賞味期限
常温 | 1〜2日ほど |
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冷蔵 | 1週間ほど |
春野菜を長持ちさせる保存方法
どの春野菜も水分量が多く柔らかいため、日持ちはほかの野菜と比べると悪いです。スーパーで買ってきたらすぐに食べるのが一番ですが、食べきれなかったら“育った状態で冷蔵保存する”ようにしましょう。たとえば、春キャベツなら芯を下にする、タラの芽ならつぼみを上にすることです。
アスパラガスなど下がカットされている春野菜は、鮮度を少しでも保つために、水で濡らしたキッチンペーパーなどを切り口に当てて冷蔵保存すると、水分が失われずに日持ちしますよ。
味や風味などは失ってしまいますが、ほとんどの春野菜は冷凍保存が可能です。この時期しか食べられない美味しい春野菜を冷凍保存するのもおすすめです。冷凍保存をした場合は1カ月以内に食べ切るようにしましょう。
まとめ
春野菜は色が濃く、香りも甘みも強いため、大人はもちろん子どもたちにも人気ですよね。春野菜は見分け方ひとつで甘みや柔らかさなどが変わってくるので、購入時はぜひチェックしてくださいね。