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ベビーカー選び方徹底ガイド2026年版|A型・B型の違い・8つのポイント・新PSCマークまで徹底解説

文:おはママ編集部
ベビーカー選び方徹底ガイド2026年版|A型・B型の違い・8つのポイント・新PSCマークまで徹底解説

赤ちゃんが生まれると、最初に直面する大きな買い物のひとつが「ベビーカー」ではないでしょうか。店頭に並ぶ種類の多さ、A型・B型という聞き慣れない区分、メーカーによって異なる機能……「結局どれを選べばいいの?」と悩んでしまうママは多いはずです。

ベビーカーは毎日のお出かけを支える、赤ちゃんとの生活に欠かせないアイテム。価格帯は数万円から十数万円と幅広く、できれば失敗なく選びたいですよね。また、2026年7月には「子供PSCマーク」という新しい安全制度が施行されたばかりで、購入時に知っておきたい情報も増えています。

この記事では、ベビーカーの種類の違い・選び方の8つのポイント・ライフスタイル別の選び方・最新の安全基準まで、おはママ編集部がわかりやすく解説します。

A型・B型・AB型ベビーカーの違いを知ろう

ベビーカー選びの第一歩は「タイプの違い」を理解することです。大きくA型・B型・AB型(両用型)の3種類があります。

A型ベビーカー

A型ベビーカーは、一般的に生後1〜2ヶ月(新生児)から使用できるモデルです。最大の特徴はシートが150度以上にリクライニングすること。首のすわっていない赤ちゃんでも、寝かせた姿勢で安心して乗せられます。

  • 使用開始月齢:生後1〜2ヶ月〜(メーカーにより異なる)
  • リクライニング:150度以上(フルフラット対応モデルも多い)
  • 重量:5〜10kg前後(B型より重め)
  • 価格帯:3万〜10万円以上と幅広い

赤ちゃんが小さいうちから使える半面、サイズが大きく重いモデルが多い傾向があります。車での移動が多い、または新生児期から安定した乗り心地を重視したいご家庭に向いています。

B型ベビーカー

B型ベビーカーは、生後7ヶ月頃(ひとりでお座りができるようになった頃)から使える軽量・コンパクトなモデルです。

  • 使用開始月齢:生後7ヶ月頃〜(腰がすわってから)
  • 重量:2〜5kg程度と軽量
  • 折りたたみ:コンパクトになりやすい
  • 価格帯:1〜3万円前後が多い

電車・バスを多用する都市部のご家庭、折りたたんで持ち運ぶ機会が多いママに人気のタイプです。

AB型ベビーカー(両用型)

近年人気が高まっているのが、A型・B型両方の機能を兼ね備えたAB型(両用型)ベビーカーです。新生児期はA型モードで使い、腰がすわったらB型モードに切り替えられます。

「1台で長く使いたい」「2台目の出費を抑えたい」というご家庭に向いています。重量・コンパクトさはA型とB型の中間程度のモデルが多いです。

ベビーカー選びで確認すべき8つのポイント

1. 使用開始月齢と体重上限

各メーカー・モデルによって使用開始月齢と体重上限が異なります。必ずパッケージや仕様表で確認しましょう。多くのモデルで体重上限は15〜22kgに設定されています。

2. リクライニング角度

新生児期に使う場合、150度以上のリクライニングが必要です。首のすわっていない時期に座位に近い角度で乗せると赤ちゃんの首に負担がかかるため、角度は特に重要なチェックポイントです。心配な場合は小児科医や助産師にご相談ください。

3. 重量・折りたたみやすさ

ベビーカーは毎日持ち運ぶもの。車のトランクへの積み降ろし、電車の乗り降り、階段の上り下り……実際の生活を思い浮かべながら確認しましょう。「片手で折りたためるか」「折りたたんで自立するか」も実用面で大切なポイントです。

4. タイヤの種類・走行性能

タイヤの種類特徴向いているシーン
シングルタイヤ(一輪)操作性が高く小回りがきく舗装路・都市部・商業施設
ダブルタイヤ(二輪)安定感があり悪路でも走りやすい公園・砂利道・坂道
大径タイヤ段差や凸凹路に強いアウトドア・自然の多い環境

実際に店頭で押してみると、路面への追従性や操作感の違いがよくわかります。

5. ハンドルの高さ・両対面機能

パパとママの身長差が大きい場合、ハンドル高が調節できるモデルが便利です。また「両対面式」(ハンドルの向きを前後に切り替えられる)は、赤ちゃんの表情を見ながら歩けるためA型に多い機能です。

6. シートの通気性・洗いやすさ

夏の暑い時期、ベビーカーのシートは熱がこもりやすく、赤ちゃんの体温を上げる一因になります。メッシュ素材や通気性の高いシートは熱中症対策としても役立ちます。シートが取り外して洗えるかどうかも確認しましょう。

7. 収納バスケットの大きさと使いやすさ

毎日の外出には、おむつ・着替え・ミルクグッズなど荷物がたくさん。底面バスケットの大きさと「前からでも荷物を取り出せるか」を実際に確認するのがおすすめです。

8. 安全基準・子供PSCマークの有無

2026年7月8日から、ベビーカーは消費生活用製品安全法の「子供用特定製品」に指定されました。これにより、メーカーは国の技術基準への適合を示す子供PSCマークと、対象年齢・使用上の注意事項の表示が必要になります。

施行から2年間は経過措置期間のため、子供PSCマークがない製品も流通しますが、購入の際にはマークの有無をひとつの目安にすることをおすすめします。

出典:消費者庁 | 乳幼児用ベッドガードとベビーカーを購入する際には「子供PSCマーク」の表示を確認しましょう!

ライフスタイル別:あなたに合うベビーカーの選び方

車移動が中心のご家庭

トランクへの積み下ろしが多い場合は、折りたたんだときのサイズ・重量を確認しましょう。車移動メインなら大型のA型モデルでも不便を感じにくい場面が多いですが、ドアの開閉スペースなども考慮して選ぶと安心です。

電車・バスをよく使うご家庭

電車・バスを日常的に使うなら軽量&コンパクトが最優先です。B型またはAB型で「片手でたためる」「改札でも取り回しやすい」モデルがおすすめ。重量3〜4kg台のモデルなら、車内でも扱いやすくなります。

公園・アウトドアが多いご家庭

芝生・砂利道・海辺など凸凹した路面を走る機会が多いなら、大径タイヤやサスペンション(衝撃吸収)機能つきのモデルが活躍します。三輪タイプのタフなベビーカーも選択肢に加えてみましょう。

2人目・3人目を考えているご家庭

上の子がまだ乗るケースも考えて、二人乗り対応(タンデム型)補助ステップ付きモデルも選択肢に。また使い回しを前提にするなら、フレームの耐久性も重要なポイントです。

毎日の保育園送迎がメインのご家庭

保育園の送迎はとにかく荷物が多くなりがち。収納バスケットが大きく軽量なモデルが使いやすいです。チャイルドシートと連携できる「トラベルシステム対応」モデルは、車と徒歩の切り替えが多い保育園送迎にも便利です。

安全な使い方と消費者庁の注意喚起

ベビーカーは正しく使うことで、事故リスクを大きく減らせます。消費者庁はベビーカーからの転落・転倒事故について継続的に注意喚起を行っています。

出典:消費者庁 | ベビーカーからの転落などに注意!

シートベルトは必ず着用する

ベビーカーのシートベルトは、赤ちゃんが身を乗り出したり想定外の動きをしたときの転落を防ぐ大切な安全装置です。「ちょっとそこまで」でも必ず着用しましょう。

ハンドルへの荷物のかけすぎに注意

ハンドルバーに荷物をかけすぎると前輪が浮き上がり、ベビーカーが後ろに転倒するリスクがあります。荷物は必ず底面バスケットか指定の収納場所に入れましょう。お子さんを乗せていないときにも荷物の重さでバランスが崩れることがあります。

エスカレーターでの使用は厳禁

ベビーカーでエスカレーターに乗ることは非常に危険です。転倒・転落により赤ちゃんだけでなく周囲の人にも被害が及ぶ可能性があります。必ずエレベーターを利用しましょう。

坂道・傾斜地では必ずブレーキをかける

一瞬手を離しただけで坂を転がり出すことがあります。停車時は必ずブレーキをかける習慣をつけましょう。

使用前の折りたたみロック確認

毎回広げるたびに、ロック機構がしっかりかかっているかを確認してから赤ちゃんを乗せましょう。

定期的な点検を忘れずに

タイヤの空気(エアータイヤの場合)、フレームのガタつきやひび割れ、シートベルトの劣化がないかを定期的にチェックすることをおすすめします。気になる点があればメーカーのサポートへ相談してください。

購入のタイミング・レンタルの活用

購入はいつ頃がベスト?

出産前(妊娠後期)に購入するママが多いですが、可能であれば実際に店頭で押してみる・折りたたんでみることを強くおすすめします。赤ちゃん専門店やショールームでは試乗や試し折りができるため、紙の上だけではわからない使い勝手を確認できます。

レンタルも賢い選択肢

「A型は新生児期だけ必要で、その後はB型に買い替えたい」「帰省・旅行中だけ使いたい」という場合は、ベビーカーレンタルサービスも選択肢になります。購入より費用を抑えながら本格的なモデルを試すことができ、最終的にどのタイプが自分に合うかを判断する材料にもなります。

中古・譲り受けの注意点

中古品はフレームの経年劣化や安全基準の変更などが考慮されていない場合があります。使用年数・使用感・最新の安全基準への適合を必ず確認し、破損や異常が感じられる場合は使用を控えましょう。

まとめ

  • A型は生後1〜2ヶ月の新生児から、B型は生後7ヶ月頃から使用可能。AB型(両用型)は1台を長く使えてコストを抑えられる
  • 重量・折りたたみやすさ・リクライニング角度・タイヤの種類は、自分たちの生活スタイルに合わせて選ぶのがポイント
  • 2026年7月から「子供PSCマーク」制度が施行。購入時はマークの有無を安全の目安にしよう(2年間の経過措置期間中のため、マークなし製品も流通している)
  • シートベルトの着用・荷物のかけすぎ禁止・エスカレーター使用禁止など、消費者庁の注意喚起に基づく安全な使い方を意識しよう
  • 購入前に店頭で実際に試すことが失敗しないための重要なポイントです。レンタルサービスも上手に活用してみて

よくある質問

Q. A型とB型ベビーカーの違いは何ですか?
A. A型は生後1〜2ヶ月の新生児から使用できるフルリクライニング対応モデルです。B型は生後7ヶ月頃(ひとりでお座りができる時期)から使える軽量・コンパクトなモデルです。AB型は両方の機能を兼ね備えたタイプで、1台を長く使いたいご家庭に向いています。
Q. ベビーカーはいつから使えますか?
A. A型ベビーカーは一般的に生後1〜2ヶ月から使用できます。首がすわっていない新生児期は、150度以上のフルリクライニングができるモデルを選ぶことが大切です。必ずメーカーの使用開始月齢を確認し、心配な点は小児科医や助産師にご相談ください。
Q. ベビーカーはいつまで使えますか?
A. 一般的に3〜4歳頃まで使うケースが多く、各モデルに設定された体重上限(多くは15〜22kg)に達するまで使用できます。お子様の歩く力の発達や生活スタイルによって個人差があります。
Q. 2026年から始まった「子供PSCマーク」とは何ですか?
A. 2026年7月8日に施行された新制度で、ベビーカーが「子供用特定製品」に指定されました。メーカーは国の技術基準に適合していることを示す「子供PSCマーク」と安全に関する警告表示が必要になります。施行から2年間は経過措置期間中のため、同マークのない製品も販売されています。購入時はマークの有無を確認する習慣をつけましょう。出典:消費者庁
Q. 抱っこ紐とベビーカーはどちらが必要ですか?
A. どちらも日常育児に欠かせないアイテムです。抱っこ紐は段差が多い場所や電車の乗り降り時に便利で、ベビーカーは荷物が多い外出や赤ちゃんが長時間乗る場合に重宝します。生活スタイルによって使い分けるのがおすすめで、両方用意するママも多いです。