お餅は何歳から?赤ちゃん・子どもにいつから食べさせる?窒息を防ぐ安全な与え方
お正月やひな祭り、鏡開きなど、お餅を食べる機会に「子どもは何歳から食べていいの?」と気になりますよね。
結論からいうと、お餅は奥歯が生えそろってしっかり噛める3歳前後が一つの目安で、それまでは窒息のリスクが高いため避けるのが安心です。与える場合も、小さく切って汁物にするなど、安全に配慮することが欠かせません。
お餅は何歳から?目安は3歳前後
お餅を食べさせていい年齢には、はっきりした医学的な基準はありませんが、一般的に3歳前後といわれます。3歳ごろが目安とされるのは、次の条件が整ってくるためです。
- 奥歯まで生えそろい、食べ物をしっかりかみつぶせる
- 大人の言うことを理解し、座って落ち着いてかんで食べられる
逆にいえば、これらが未熟なうちは、お餅をのどに詰まらせる危険が高いということです。
なぜお餅は早いと危険なの?
お餅は粘着性が高く、唾液を吸って飲み込みづらいのが特徴。さらに冷めると硬くなるため、噛む力や飲み込む力が未発達な子どもにとっては、のどに詰まりやすい食品です。
日本小児科学会によると、食品による子どもの窒息死事故の約8割は4歳以下で起きています。消費者庁も、お餅をはじめとする食品による子どもの窒息事故に繰り返し注意を呼びかけています。
お餅を安全に食べさせる方法
3歳を過ぎて与える場合も、次の点を必ず守りましょう。
- 小さく薄く切る:のどに詰まらないよう、5mm程度の小さな大きさに切ってから。
- 汁物から始める:お雑煮やお汁粉など、お餅が水分を含んでやわらかくなる料理が安心。
- お茶などで口を湿らせる:飲み込みやすくなります。
- 必ず座って食べる:歩きながら・遊びながら・寝転んで食べさせない。
- 大人が見守る:食べている間は目を離さず、よく噛んで少しずつ。
- 急いで食べさせない・口に詰め込ませない。
のどに詰まらせてしまったときは
万が一お餅をのどに詰まらせて、咳き込めない・声が出せない・顔色が悪いなどの様子が見られたら、ためらわず119番通報し、応急手当を行います。
- 背部叩打法:あごを支えてうつむかせ、左右の肩甲骨の間を手のひらの付け根で力強く数回叩く。
- 反応がなくなった場合は、心肺蘇生を行いながら救急隊の到着を待ちます。
いざというときのために、お住まいの自治体や消防の講習で応急手当を学んでおくと安心です。
離乳食ではお餅は使わない
離乳食期にお餅を使う必要はありません。お米はおかゆや軟飯で十分にエネルギーをとれます。行事などでお餅を食べる場面でも、3歳ごろまでは無理に与えず、与えるなら小さく切って汁物にするなど慎重にしましょう。
まとめ
お餅は、奥歯が生えそろい、しっかり噛める3歳前後からが目安。それまでは窒息のリスクが高いため避け、与えるときも「小さく切る・汁物にする・座って見守る」を徹底しましょう。楽しい行事を安全に過ごすために、お餅の扱いには十分注意してくださいね。
※本記事は日本小児科学会・消費者庁などの公開情報をもとに作成しています。心配なことがある場合は、かかりつけの小児科にご相談ください。
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よくある質問
- Q. お餅は何歳から食べさせていい?
- A. 明確な決まりはありませんが、奥歯が生えそろってしっかり噛め、座って落ち着いて食べられるようになる3歳前後が一つの目安です。お餅は粘着性が高く窒息のリスクが高いため、それまでは避けるのが安心です。
- Q. なぜお餅は早いと危険なの?
- A. お餅は粘り気が強く唾液を吸って飲み込みづらいうえ、冷めると硬くなります。日本小児科学会によると、食品による子どもの窒息死事故の約8割は4歳以下で起きており、お餅は特に注意が必要な食品です。
- Q. お餅を安全に食べさせる方法は?
- A. 5mm程度の薄さで小さく切り、お雑煮やお汁粉などやわらかくした汁物から。必ず座らせ、お茶などで口を湿らせ、大人が目を離さず見守りながら、よく噛んで少しずつ食べさせましょう。遊びながら・歩きながら食べさせないことも大切です。
- Q. 離乳食でお餅は使える?
- A. 離乳食期にお餅を使う必要はありません。お米はおかゆや軟飯で十分です。鏡開きやお正月でお餅を食べる場合も、3歳ごろまでは様子を見て、与えるなら小さく切って汁物にするなど慎重にしましょう。