夏と言えば川遊び。バーベキューやキャンプをしながら川遊びを楽しむご家庭も多いと思います。川は一見流れが緩やかで安全そうに見えますが、実は海より川の事故の方が多いって知ってました?
川遊びの注意点を確認した上で、必ずお子様にライフジャケットを着用させましょう。子供の安全を守ってくれるおすすめのライフジャケットをご紹介します。
川遊びをする際の注意点
川遊びをする前に川遊びの注意点を親子で確認しましょう。
川の流れや水位などを確認する
川は緩やかに見えても急に深くなったり、流れが速くなったりすることがあります。その場では雨が降っていなくても上流で雨が降ってあっという間に水位が上がることも。まずは大人が川に入り異常がないかチェックします。
また子供は浅瀬でも水中の岩や藻、釣り糸などにひかかって転ぶことがあります。水中で転ぶと子供はパニックになっておぼれてしまいます。滑りにくいウォーターシューズをはかせるなどの対策が必要です。
おぼれてしまった場合の対処法
万が一おぼれてしまった場合には、仰向けになって体の力を抜くことが大事です。川遊びを始める前に親子で練習しておくといいですね。あらかじめ浮き輪、なければペットボトルやクーラーボックスなど投げ入れることができるものを準備しておくことをおすすめします。
自ら救助しようとしない
お子様がおぼれてしまった場合には自ら助けにいくことはせず、救助を呼ぶようにしましょう。悲しいことですが、救助しようとした大人が命を落とす事故が毎年多発しています。
ライフジャケットは正しく着用することが大事!
浮き輪があればライフジャケットはいらないんじゃないの?と思っている方がいますが、浮き輪ではバランスを崩したり、体から離れたりしてしまう危険性があります。ライフジャケットは正しく着用することで流れの速い場所でも脱げることがありません。
サイズの合ったライフジャケットを着用し、ベルトをしっかり締めることが大事です。周りの子供が着ていないから、着せるのが面倒だからといってライフジャケットを持っていても着用させない大人がいますが大きな間違いです。
ピッタリサイズと目立つカラーがポイント!おすすめのライフジャケット
ライフジャケットは脱げないようにピッタリサイズを選ぶことや救助しやすいように目立つ色を選ぶことがポイントです。小さなお子様には股下ベルトがあるのものがいいですね。
タイフーン ライフジャケット
サイス:1~2歳(3~10kg)/2~5歳(10~20kg)/5~8歳(20~30kg)
こちらのライフジャケットは水中でお子様がパニックになっても上向けに浮くように設計されています。枕の部分が3つに分割されていてお子様の頭を支えます。襟の部分にはグラブハンドルが付いていて救助の際に便利です。股下ベルト付き。
子供用救命胴衣 国土交通省型式承認品
サイズ:3S/SS/S/M/L
こちらは救命胴衣の新基準に適合したモデルです。生地は撥水加工されたPET樹脂を使用したエコマーク認定商品です。股下ベルトと背部に引き上げストラップが装着されています。
オーシャンパシフィック ライフジャケット
サイズ:100㎝~130㎝(5歳~9歳)
ネオプレーン素材を使用して動きやすさを考慮したライフジャケットです。ボーダー柄と花柄がとってもおしゃれ!股下ベルトもあって安心です。
FINE JAPAN フローティングベスト
サイズ:S(90-100㎝)/M(100-120㎝)/L(120-130㎝)
ジャケットの下部に水抜きがあり水が溜まらないのでしっかり浮きます。鮮やかなカラーと反射板で遠くからでもみつけやすい!ホイッスルや引き上げようの取っ手、股下ベルトが付いています。
AQA ライフジャケットキッズ3
こちらは成長に応じてサイズ調整が可能なライフジャケットです。NPO川に学ぶ体験活動協議会の協力で作られました。安全のためには体重の約10%の浮力のあるジャケットが必要です。
サイズ:15㎏~40㎏
子供用ライフジャケット
サイズ:S(90‐100㎝)/M(100‐120㎝)/L(120-150㎝)
リーズナブルな価格がうれしいこちらのライフジャケットは国土交通省が認める浮力5㎏/24時間をクリアした商品です。内側はメッシュになっていて速乾性、水抜けに優れています。遠くからでも確認しやすい反射板付き!
まとめ
ライフジャケットを着用しているからと言ってお子様から目を離してはいけません。常に天候や川の流れに異変がないかどうか気を配ることも大事です。安全な川遊びで夏休みを満喫しましょう。