関西には国内でも名の知れた有名な神社がたくさんありますね。
七五三のお参りは地域の氏神様へという方も多いでしょうが、子どもの今までの成長に感謝し、今後も幸せに育ってほしいと願うビッグイベントである七五三だからこそ、人気の神社にお参りしたいという方もいるのでは?
今回は大阪と神戸で、人気の神社をご紹介します。
七五三のお参りにおすすめの神社(大阪・神戸)
住吉大社(大阪)
海上の無事を祈る海の神様として、万葉集にもその歌が残っている住吉大社。「すみよっさん」と呼ばれ、親しまれています。
最寄駅からも近いので、行きやすいですね。
午前9時から午後4時の間に受付を(11月の土日は七五三専用の受付)まで。
祝詞を奏上してもらい、巫女による神楽舞を奉納してくれます。
祈祷料は1人10,000円、兄弟姉妹の場合、2人で15,000円。
予約不要なので、マイペースに動けそうです。
大阪天満宮(大阪)
大阪駅に近い場所にある大阪天満宮。市民からは「天満の天神さん」と親しまれています。
ここで行われる天神祭は日本三大祭りの一つとしても有名です。
午前9時から午後5時の間に直接受付をしましょう。
初穂料は6,000円から。
受け付けをしてから1時間以上待つ場合もあるので、時間の余裕を持って。
道明寺天満宮(大阪)
学問の神様、菅原道真公がまつられた1400年以上の歴史ある天満宮。
源頼朝ゆかりの神社で、日本三大八幡宮の一つ。鎌倉の観光地としても有名で、秋は多くの人でにぎわいます。そのため、駐車場を見つけるのが大変なので下調べや予約を忘れずに。
景色が素敵なので、写真撮影にははずせないスポットです。
七五三まいりの受付は10月1日~11月30日まで。
受付時間は午前9時から午後4時までで、予約は必要ありません。
御祈祷・レンタル衣装・写真などが入った「七五三パック」を申し込む場合は、まず下見の予約を。
湊川神社(兵庫)
楠木正成公がまつられている由緒ある神社。
「七五三パック」に加え、七五三パックプレミアムは、武者衣装や舞妓衣装を身に着けることもできます。
併設された楠公会館では食事会プランなどもあるので、お参り後もゆっくりするならぜひ予約を。
午前9時から午後5時までお参りを受け付け。祝詞を奏上してもらったら、お子さん自身が「玉串」を神前に捧げるというお参りも。
記念メダルやおもちゃ、風船などのお土産ももらえるそう。
衣装のレンタルや着付けをしてくれる「七五三パック」を申し込むなら、早めに予約したほうがよさそう。
生田神社(兵庫)
神戸市内をお守りしてくれている神様。
この生田神社では9月にお参りをしても千歳飴や記念品のおもちゃがいただけるので、混雑しないうちにお祝いをしたいご家庭には嬉しいですね。
受付時間は午前9時30分から午後4時まで、予約の必要はありません。
初穂料は1人8,000円ですが、兄弟姉妹と一緒の場合は割引になります。
祈祷中も写真や動画撮影ができるところが魅力。
七五三パックを申し込む場合は、問い合わせを。
えびす宮総本社 西宮神社(兵庫)
福の神として崇敬されているえびす様をまつっている神社の総本社。
1月の「十日えびす」は阪神間最大のお祭りとして、全国的にも有名ですね。
七五三の後、神社会館で会食をしたい場合は、4日前までの予約が必要だそう。
御祈祷の受付は午前9時から午後4時30分まで。
御祈祷を受けると、千歳飴とお土産がいただけます。初穂料は1人5,000円。
衣装や着付け、写真の入った「レンタルプラン」を申し込むと、オプションで境内スナップ写真も撮ることができます。
関東と関西の七五三の違い
七五三は地域に密着した行事のため、地方によってやり方に違いがあります。
特に、七五三のはじまりは関東だったという説もあるので、関西でお祝いをするようになったのも昭和に入ってからなのだそうです。
その名残なのか、関東では神社にいって御祈祷をすませる人が多いですが、関西では、お賽銭をして普通のお参りをする程度という方が多いようです。
また、関東では男の子は5歳でお祝いをしますが、関西では男の子も3歳のお祝いをする家庭が増えています。
ご祝儀袋に関しても、関東は蝶結びの水引で、関西はあわび結びにするという違いがあります。
いずれにしても、子どものこれからの成長と健康をしっかりと祈願したいですよね。
まとめ
有名な神社は参拝客が多いので、時間の余裕を持って動きましょう。
特に3歳の子のお祝いの場合は、車で行く、着替えや靴を用意しておくなど、準備をしっかり進めてくださいね。
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