出産準備品の中に必ずといっていいほど入っているベビーローションやベビーオイル。
赤ちゃんにもママにも優しいオイルということですよね。
生まれたての直後の赤ちゃんはしっとりした肌をしていますが、徐々に乾燥が進み、すぐに乾燥肌に傾いてしまうというのをご存知ですか? そのためにベビーオイルで潤いを与え、しっとりした肌を守ってあげたほうがいいのです。
ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなど植物油でできたオイルもありますが、こちらは酸化しやすいので、早めに使い切りましょうね。
今回は使い方やおすすめ商品をご紹介します。
ベビーオイルってどんなもの?
ベビーオイルは一体どんな効能を持っているのでしょうか?
ベビーオイルの役割はすでに述べた通り、保湿をしてくれるという魅力があります。
ただ、ベビーオイルとベビーローションの違いって何?と思っているママさんも多いでしょう。
ベビーオイルは赤ちゃんの肌の乾燥を守り、しっとりとした肌を守ってくれる役割を担っています。赤ちゃんは乾燥肌傾向にありますから、沐浴後などにはオイルを使って、しっかり水分を逃さないようオイルでフタをすることが大切なんです。
ベビーオイルは非常に伸びが良いので、少量から始めると良いですね。
ベビーオイルに含まれる成分
ベビーオイルと言えば、ジョンソン製品が有名ですが、その他のベビーオイルも赤ちゃんの肌を保護するために作られています。主な成分としてあげられるのは、ミネラルオイルと酢酸トコフェロール。このミネラルオイルは鉱物油から作られていますが、不純物を一切取り除いているので、肌にマイルドに働き、赤ちゃんのお肌にも影響はないんですよ。
鉱物油は肌には浸透せず、お肌の表面に留まってくれるという点も安心できますね。水分に油膜を張るだけなので、ママも安心して使うことができますよ。
他にも使えるベビーオイルの様々な使い方
妊娠線予防のためにベビーオイルを
実はベビーオイルはママになる以前から使うことができます。プレママと呼ばれる妊娠中ですね。プレママ時代は徐々にお腹が大きくなっていき、そして突然一気にお腹も大きくなるのが5か月目あたりでしょうか。
その頃にはもう赤ちゃんがお腹の中にいるな、と周囲からも分かるくらいになります。そうなると、プレママの皮膚が急激に伸び、伸びについていけなくなり、肉割れを起こすことがあります。そうならないためにもベビーオイルを塗っておくと、皮膚が柔らかくなり、肉割れを防げるんですよ。
ママになってもキレイでいたい!そう思うのはプレママ皆ではないでしょうか?
そのためにも産後も使えるベビーオイルはコストパフォーマンスに優れた1本と言えますね。
髪の毛のツヤ出し、スタイリングができる!
妊娠後にも親子で使うことができるのがベビーオイルの良い点です。赤ちゃんには沐浴後のしっとり肌の保湿ができますし、ママには髪の毛のツヤ出し効果があります。出産した後のママは、抜け毛が多いものです。なかにはプレママ時代から抜け毛に悩まされているプレママも多いでしょう。
それほどホルモンバランスが崩れている産後のママ。そんな産後ママの崩れたヘアスタイルを救ってくれるのがベビーオイルです。多すぎるとベタつきますが、少量毛先につけてアレンジするなどすれば、ちょっとした可愛らしいママになることができますね。
ボディケアだけではなく、オールマイティに使える部分もベビーオイルのメリットの1つでしょう。
オムツかぶれにベビーオイルが便利!
もし赤ちゃんがオムツかぶれしやすい子だったらそれはもう大変ですよね。ウンチをした際にお尻拭きでかぶれて痛くて泣き出してしまう赤ちゃんも大勢います。そんな時はこすらず、優しくぬぐい取るのが一番です。本当ならシャワーなどで洗い流すのが一番ですが、頻繁にあるオムツ替えの度に、浴室で洗い流してタオルで拭いて・・・という作業は大変ですよね。
そんな場合、手持ちのコットンにオリーブオイルやベビーオイルを数滴たらし、ゆっくり優しく拭いてあげましょう。オイルの力でそれほど力を入れずとも、さっと汚れをふき取ることができますよ。
汚れ落としにベビーオイルを使ってみましょう
汚れ落としにベビーオイル? と頭にハテナが浮かぶママさんも多いかもしれませんが、実はお肌の汚れに対してベビーオイルは最適です。脂成分の汚れなら、ベビーオイルを塗ることで溶かすことができるので、拭き取れば簡単に落とすことができるんですよ。ベビーオイルだと肌に刺激もそれほどないため、マイルドなクレンジングができるんですよ。
産後に過度なメイクをするママもいないでしょうが、やはり1か月健診など、メイクをする機会はあるでしょう。お宮参りもそうですね。メイクをしない日が多いけれど、メイクをした日はまだ敏感なママの体ですから、クレンジングもマイルドなものを選びたいものですね。
ベビーオイルは赤ちゃんとのスキンシップにも使える
ベビーオイルを使って赤ちゃんのマッサージをすることができます。スキンシップの一環として取り入れても良いですね。お腹や腕、足など、まんべんなくつるつるとマッサージすると赤ちゃんも気持ちいいものです。いわゆるベビーマッサージとも呼ばれるものですね。
特にお腹周りを優しくマッサージすることにより、赤ちゃんの便通もよくなります。
ベビーマッサージは自己流でも構いません。とにかく赤ちゃんとの交流やスキンシップの場なので、赤ちゃんが喜ぶ程度に遊んであげれば良いだけのです。オイルで滑りのよくなった赤ちゃんの体は触り心地もよく、滑らかで摩擦もありませんから、赤ちゃんのお肌の負担になることはありません。むしろ赤ちゃんにとっては気持ちいものだと感じるでしょう。
赤ちゃんの便秘に使うことができるって本当?
さらにベビーオイルは赤ちゃんの便秘にも使うことができるのを知っていますか? 3日もうんちが出ない赤ちゃんの場合、母乳やミルクの飲みが悪くなるので、赤ちゃん用の細い綿棒の先にベビー-オイルを少し塗り、肛門に少し入れて、くるくるかき混ぜるとあら不思議、その場で赤ちゃんが排便します。
これで赤ちゃんのお腹の調子も改善しますね。ただ、綿棒浣腸が癖になってしまっては困るので、あまり頻繁に行わないほうが良いでしょう。
万能なベビーオイルおすすめの6選
ジョンソン ベビーオイル 低刺激・無香料(300ml)
トゥイーティー ベビーオイル(300ml)
麗白 ハトムギベビーオイル(300ml)【麗白】
エルバビーバ (erbaviva) ベビーオイル 120ml
まとめ
ベビーオイルは1本あれば赤ちゃんの保湿にもママの髪の毛のケアや全身のケア、妊娠線の予防など、プレママ時代から使うことができるオイルだということが分かりましたね。出産準備品としても用意しておいても良いかもしれません。赤ちゃんの体質に合う合わないがありますから、その場合は赤ちゃんに適したベビーオイルを探してみましょう。
赤ちゃんは非常にデリケートな存在です。多少の刺激でも敏感に反応するのが赤ちゃんです。ですから、ベビーオイルを選ぶ際は、自分の赤ちゃんの体質をよく考えて選ぶようにしましょう。けしてブランドだから良いというわけではないんですよ。ノーブランドでもしっくりくる赤ちゃんだって大勢いるのですから。
最近ではオーガニックのベビーオイルも販売されていますからそれらを試してみても良いでしょう。赤ちゃんの健やかな成長を祈って、赤ちゃんの敏感な肌を保護してあげましょう。