ホーロー鍋とは金属素材の表面にガラス質のものを高温で焼き付けてある鍋のことをいいます。ステンレスの鍋に比べて少し高価ですが、焦げがつけにくく、熱も逃げないため調理をするのに使い勝手がいいと今人気の調理グッズなのです。中でも、ル・クルーゼとストウヴのブランドは人気が高く、女性がいつか使ってみたいと憧れるキッチン用品です。
今回は、ル・クルーゼとストウヴの2大ブランドの歴史や特徴、サイズの選び方、その目安をご紹介していきます♪
ル・クルーゼとは？（歴史などブランド紹介）
ル・クルーゼは、1925年にフランス北部の緑溢れる地、フレノワ・ル・グランで誕生しました。人口は3000人ほどの小さな村ですが、200年以上も前から鋳物技術が用いられてきたのです。そんな情景豊かな村で人々に支えられ、愛されながら成長していったのです。料理研究家などのプロ達を始め、ご家庭でも愛される料理アイテムです。創業から90年以上経ちますが、ル・クルーゼの鍋は、日々進化し続けています。
ストウヴとは？（歴史などブランド紹介）
ストウヴは、フランスの大自然溢れる、郷土色が豊かなアルザスの地で誕生しました。なかでも代表的なセラミック製品や鋳物のホーロー鍋は世界各国のレストランオーナーや美食家たちから愛されています。当初はプロの間で用いられていたものですが、2008年にドイツのツヴィリング・J.A.・ヘンケルスグループとなったことから、よりメジャーなものとしてご家庭でも取り入れられるようになりました。
ル・クルーゼとストウヴの鍋の特徴
～ル・クルーゼ～
ル・クルーゼの鍋の特徴としては次ようなことがあげられます。
優れた熱伝導・蓄熱性
ゆっくりとムラのない熱の入り方で、煮込む場合にも具材が崩れることがなく、見た目の良い仕上がりが期待できます。さらに、熱を逃がさないため温かさを保ち、料理の甘みと旨味を最大限に引き出せます。
ドーム型の蓋
ドームの形をした蓋によって、熱と蒸気が食材を包み、対流が起こります。食材全体に、均等な熱を加えることができるのです。
スチームの調整機能
蓋には3ヶ所の小さいスチームポイントがあります。ここから均一にゆっくりと蒸気が出ていくので、食材の雑味を逃がし、旨味が増した料理ができます。
こだわりのエナメル
臭いや傷への耐衝撃性をはじめ、コーティングの色作りにこだわった美しい外見、使いやすさや耐久性を日々追求しているのです。
ル・クルーゼは、鋳物ホーロー鍋の第一線を走り続け、今なお百年鍋として受け継がれているのです。
～ストウヴ～
ストウヴの鍋の特徴としては次のようなことがあげられます。
抜群な熱伝導性と蓄熱性及び保湿性
ストウブのホーロー鍋の材質に使われている鋳鉄は均一な熱伝導性と蓄熱性、保湿性に優れているため、料理を温かいまま保つことができます。さらに、旨味を外に逃がさずに、食材にムラがなく熱が通るので、より簡単で美味しい料理を作ることができます。
頑丈でしっかりできている
ストウブのホーロー鍋は汚れがつきにくく、頑丈にできています。また、耐熱温度が250度までと高いので料理の幅も広がること間違いなしです。
蓋の裏の突起部分が旨味を凝縮
ストウブの鍋の蓋にはピコと呼ばれる突起がついています。突起部分に付着した水蒸気が、水滴となって食材に降りかかり、効率よく循環してくれるのです。そのため、食材が乾くことがなく、よりジューシーな料理を仕上げてくれます。
見た目がオシャレ
インテリアにもなるようなオシャレな料理アイテムだと嬉しいですよね。機能が優れていることはもちろんですが、綺麗にコーティングされた様々な色の鍋があります。
ストウヴはより簡単で、美味しい料理をつくれる優れた料理グッズだと言えるでしょう。
~ル・クルーゼ~ サイズの選び方、目安
次に、どんな料理を作るときにどれくらいのサイズの鍋を用いると良いのかの目安を実際のお鍋を例にしながらご紹介していきたいと思います！
ルクルーゼ ソースパン 16cm 片手鍋 蓋付き
小さめなので、2人分のスープやお米を一合炊いたり、離乳食作りなどに最適です。片手鍋なのも手軽な料理にはおすすめポイントです。
レビュー
ルクルーゼ 両手鍋 シグニチャー 20cm
目安としては、お米を3合分炊けます。小学生2人とパパ、ママの4人分の肉じゃがや煮物などを作るのに適しているサイズです。4人分のおかずを作るのに適している大きさでしょう。
レビュー
ルクルーゼ 両手鍋 シグニチャー 24cm
小学生くらいの子供2人とパパ、ママの4人分のカレーやシチューを調理するのにちょうどいいサイズです。
レビュー
発送は早く、注文二日後に素敵な鍋を届いた、とても嬉しいです！品質には勿論、値段も良心的、良い店と出会ってよかったです！ヤカンも気に入りまして、まだは考え中ですが、気が向いたらまだお願いします。
ルクルーゼ 鍋 ビュッフェ・キャセロール (26㎝)
26㎝の鍋はなかなか大きめで、IHにも対応していることから4人～6人でのすき焼きや煮魚を作るのに向いています。
レビュー
～ストウヴ～ サイズの選び方、目安
ストウブ オーバル ピコココットオーバル 17cm
家族3人分の、かぼちゃ煮や煮豆、副菜や付け合わせなどを作るのにちょうどいい大きさです。
レビュー
ストウブ ピコ ココットラウンド 20cm
成長期の中学生、小学生の子供とママ、パパの4人の肉じゃがや野菜スープなどを調理するのに最適です。また、6人家族などでも、ちょっとした付け合わせに用いることができるので、一番使い勝手のいいサイズかもしれません。
レビュー
ご飯２～３合炊く用に、黒の20センチを購入。
今まで、ルクルーゼの１６センチで炊いていたのですが、２合までしか炊けないし、炊き込みご飯をする時に溢れてしまうので、少し大きめにしました。
ご飯の炊き上がりも、ルクルーゼは表面と下で少しムラが出るのですが、ストウブは全体に均一でふっくら炊き上がる気がします。
ストウブ ピコココットラウンド 24cm
カレーや豚汁を4人前から6人前作る場合や4人家族だけど多めに肉じゃがや煮物を作りたいという方にオススメのサイズです。
レビュー
お値段もするので、１年ほど購入を検討していましたが、使ってみたくて、購入しました。
サイズも２２ｃｍと２４ｃｍで悩みましたが、４人家族になるので、２４ｃｍにしました。
結果、購入して良かったです！まだ沢山の料理は作っていませんが、水なしで肉じゃがを作りましたが全く焦げず、混ぜる必要もないので、煮崩れせず均等に火が通っていました。
まとめ
ル・クルーゼとストウヴでは、どちらが良いのかを一概に決めることはできませんでしたが、共通する点がいくつか見られました。なかでも、鍋全体に均一な熱伝導及び保湿性と蓄熱性は他の鍋に比べて極めて優れているということがわかりました。また、実際に購入した方のレビューを見てみると高評価の方がとても多かったです。ル・クルーゼやストウヴのホーロー鍋1つで、煮込み料理や揚げ物、炊飯や蒸し煮、さらにデザートまで美味しく作ることができちゃいます！
それに、そのまま食卓に出してもオシャレなので、ママ友とのホームパーティーなどにも便利ですね！
