寒い冬の外出時は、赤ちゃんを少しでも温めてあげたいですよね。そんなときに便利なのが使い捨てカイロ。でも、赤ちゃんに使い捨てカイロを使ってもよいのでしょうか。今回は赤ちゃんに使い捨てカイロはいつから使ってよいのか、使う時の注意点などをご説明します。
低温やけどの可能性に注意!
使い捨てカイロが肌に直接触れたままでいると、低温やけどの危険性があります。
また、直接触れていなくても、肌着のすぐ上など薄い布一枚程度だと、同様に低温やけどになってしまう場合があります。お昼寝時などずっと気づかずにいると、いつのまにかやけどをしているということがあるかもしれません。
そもそも低温やけどとは?
低温やけどというのは、その名のとおり、低い温度でおこるやけどです。
44~50度くらいのものに長時間ふれていると、赤みが出たりします。皮膚がうすい赤ちゃんの場合は、短時間でもやけどをおこしやすくなるのです。
低温やけどするとどうなる?
低温やけどは皮膚の表面ではなく、奥でじわじわ進行します。赤みやヒリヒリすることからはじまり、水膨れや痛みが出ることもあります。それがさらに長時間になると、乾燥して感覚がなくなるというような症状も起こります。
低温やけどをしないためには?
赤ちゃんの場合は、肌着+シャツ1枚など複数枚の服の上からカイロをおく、使い捨てカイロを袋の中にいれるなど、直接触れない方法をおすすめします。
一番よいのは、カイロで布団や毛布を温める方法です。
すると、赤ちゃんの肌に触れる心配もありません。
肌にふれないためのカイロポーチ
まとめ
赤ちゃんにカイロを使って温めてあげたいというのは親心。
袋にいれたり、何かでくるんだりして、直接肌にふれないように気をつけてあげてくださいね。