働くパパママにとって、子供の学校が終わってから親が帰宅するまでに安全に楽しく過ごしてほしいですよね。
学童保育は公立が主流でしたが、今では様々なプログラムを提供している民間の学童保育に注目が集まっています。
今回は民間学童の料金やプログラムについてご紹介します。
民間の学童保育とは?
公立の学童保育というのは、各地域にあり、市区町村の管理下で運営を行なっています。
運営費用には税金が使われています。
それに対し、民間学童は株式会社で利用料を徴収することで運営を行います。
公立の学童保育は認可保育園と同じで、定員や広さなどさまざまな基準があります。
一方で、企業である民間の学童では特に基準がないため、開設時間や料金などを自由に設定できます。
習い事などのプログラムを組めるので、いろいろな特色があります。
公立学童と民間学童の違い
公立学童と民間学童の大きな違いをご説明します。
料金
公的な補助がある公立よりも、民間学童の方が設定金額がまちまちであるため、料金が高くなります。
民間学童は料金形態もそれぞれ決定できるので、施設によって大きな違いがあります。
プログラム
公立の学童保育はおもに工作やクッキングのほか、休日に親子でできる行事などのプログラムを組んでいます。
それに対し、民間は塾や習い事の要素が強いです。
英語やキャンプなど、公立ではやりにくいプログラムを組みます。
時間
公立の学童は放課後の生活の場所ということで、過ごす時間も決まっています。
でも、民間学童は自由に決められるので開設時間が公立よりも長いことがほとんど。
夕食などのオプションを利用すれば22時ごろまで預かってもらえます。
民間学童保育を選ぶ3つのポイント
サービス内容がさまざまの民間学童保育。
次に選ぶポイントをご紹介します。
料金
利用料金が民間の運営の軸。
夕食や送迎など別料金を設定していることもあるため、何時まで預かってもらうのか、オプションはあるのかなど詳しく確認しておきましょう。
プログラム
英語や体操、学習サポートなどのプログラムが充実しています。
でも、子供が興味を持っていないのに、通わせても逆効果。
見学などにいって、本人の意思を確認しましょう。
送迎があるか
公立の学童は小学校の近くにありますが、民間は複数の小学校からの受け入れがあります。
遠い場合、送迎をしてくれるか、基本料金に含まれているかなどを確認しましょう。
特色ある民間の学童保育
特色のあるプログラムを提供している学童保育をご紹介します。
ステラキッズ
学習、特に理系エリートを育てるための学童保育。
少人数の担任制で、のびのびとした環境で問題解決能力を伸ばします。
アフタースクールワイズ
学校ではできない化学実験やプログラミング、フラッシュ暗算、英語などの授業を体験することができます。
長期の休みには宇宙・科学キャンプや探求トリップなど、子供のワクワクを伸ばしてくれます。
AEL
「意欲」「経験」「豊かな源泉」という3つのキーワードに思いをこめて、スキルを伸ばすプログラムや表現の機会を設けています。
これらのプログラムを通して、協調性や計画性、自律性などを培っていきます。
キッズベースキャンプ
学校や駅、自宅までの送迎などを徹底している学童保育。
英語やアート、工作、農業体系などの多彩なプログラムがあります。
ほかに「キッズベースキャンプα」や「キッズベースキャンプ∞」もあります。
こどもクリエ塾
ロボット教室やプログラミング、理科実験、プロジェクト型学習などがあります。塾などでは学べないプログラムに挑戦できます。
テーマに応じて第一線の専門家が参加してくれます。
ピグマキッズ
塾のサピックスメソッドを個別にプログラムしている学童保育。
すべて英語で会話するグローバルタイプ・運動に力を入れるスポーツタイプ、美術や音楽などの芸術に力を入れるプログラムがあります。
ベネッセ学童クラブ
将来、社会を生き抜いていけるような人間力を身につけます。
学習習慣や生活習慣はもちろんのこと、学びに向かう力を育んでいきます。
ワオキッズ
保育園経営の実績から民間学童保育へ。
子供の可能性を引き出す、多彩なプログラムが用意されています。
Kids Duo
長時間、英語づけの生活を送る学童保育。
自律的な成長を促し、コミュニケーション力をも身につけます。
まとめ
民間の学童保育は公立と比べると料金設定はお高めですが、いろいろなプログラムが用意されています。
放課後の長い時間を過ごすので、楽しいところがいいですよね。
通える範囲でリストアップし、親子で見学にいってから、子供の希望をきいてみましょう。