最近ではイースターに工作でイースターエッグを作る幼稚園や保育園もありますが、イースターの由来やイースターエッグの本来の意味などをきちんと理解していますか？イースターは卵を飾ってお菓子を食べるだけのイベントではありません。こちらではイースターの習慣について詳しくご紹介。おすすめのイースターのお菓子もチェックしてみてください。
イースターとは？
日本ではまだなじみの浅いイースターですが、キリスト教を信仰する国ではイースターはクリスマスと並ぶ大事な日です。イースターは十字架にかけられて処刑されたイエス・キリストが三日後に復活したことを祝う「復活祭」なのです。
イースターって何をするの？
イースターはクリスマス同様に家族でごちそうを食べたり、飾り付けをしたり、イースターエッグを使った遊びなどをします。イースターにはデコレーションした卵やウサギの置き物などを飾る習慣があります。卵はキリスト復活からもわかるように生命の誕生を象徴するものであり、子だくさんのウサギは豊穣や繁栄をあらわします。
何を食べる？
イースターには卵を使ったケーキやお菓子などをはじめ、「ホットクロスバンズ」と呼ばれる十字架の模様が入ったパンなどを食べます。キリストが神にとっての子羊であることを示すラム肉や11個のマジパンが乗った「シムネルケーキ」などもイースターの代表的な料理です。国によってイースターの伝統料理は異なります。日本では、あまりイースター料理はなじみがなく、食材でひよこやウサギを象ったレシピが多く紹介されていますね。
どんな飾り付けをするの？
海外ではクリスマスやハロウィンに負けないくらいの豪華は飾りつけをします。イースターは春の訪れを祝うお祭りでもあるため、黄色やピンク、緑などの明るい色を使ってデコレーションします。飾り用のイースターエッグは、画びょうなどを殻にさして少しづつ穴を大きくして中身を取り出して作ります。絵の具などでカラフルに色付けすれば完成です。
どんな遊びをするの？
イースターでは子供を中心に庭に隠された卵を探すエッグ・ハントが行われます。もともとは本物の卵でしたが、最近ではイースター用のチョコエッグなどが使われています。エッグハントなら日本人の私たちも手軽にできるのでぜひご家族やお友達と楽しんでみてください。
2021年のイースターはいつ？
イースターはクリスマスなどとは違って毎年日付が変わります。グレゴリオ暦の場合、イースターは春分の日以降の最初の満月から数えた最初の日曜日とされています。2021年は4月4日（日）となります。
おすすめのイースターのお菓子
まとめ
イースターの由来を知ることでもっとイースターを楽しむことができそうですね。子供と一緒にイースターエッグを作ったり、イースターのお料理やお菓子を食べたりおうちで楽しい時間を過ごしましょう。
Happy Easter☆
