五月の空に鮮やかに舞う鯉のぼり。空高く舞う大きな鯉のぼりは憧れですが、ベランダなどに飾るとなると手間がかかってしまいますし、花粉がつくのも気になりますね。
今回は室内に手軽に飾れるおしゃれな鯉のぼりをご紹介。インテリアとしてもおすすめです。
鯉のぼりの由来とは？
鯉のぼりの由来は古代中国にさかのぼります。中国には竜門というとても流れのはやい川があり、そこを登り切った魚だけが竜になると信じられていました。鯉のぼりはこの登竜門の伝説にあやかり、男の子が生まれると出世するように願いをこめて飾られるようになりました。また鯉のぼりを飾ることで神様に来てもらう目印にもなるのです。
端午の節句は江戸時代に始まった風習です。当時、武士の家では男児の健康と出世を願って吹き流しを鯉の形に作って飾っていました。もともと真鯉は父親、緋鯉は男児を表していましたが、最近では真鯉を父親、緋鯉を母親、小鯉を男児としているようです。
ちなみに一番上についている回転球は神様に見つけてもらうための目印、その下の矢車は魔除けの意味があります。また矢車のカラカラと回る音は目印の役割も果たしています。
鯉のぼりをいつから飾るのかとくにルールはありませんが、4月の初旬から飾っていいそうです。遅くてもGW前には飾りましょう！
室内向け鯉のぼりの選び方
大きな鯉のぼりとはまた違った魅力の室内向け鯉のぼり。兜飾りと一緒に飾るのもおすすめです。
素材で選ぶ
室内向けの鯉のぼりには布製のもの、木製のもの、紙製のものなど様々な商品があります。素材によって飾ったときの雰囲気も違ってきます。お部屋の雰囲気を考慮して選ぶのがいいですね。
サイズで選ぶ
室内向け鯉のぼりは床に置いて飾るものやテーブルや棚に置いて飾るものがあります。床に置くタイプは若干大きめです。玄関や棚に飾るタイプは30㎝以下のものがコンパクトで場所を取りません。大きめのものを飾る場合には倒れないようにしっかり安全対策をしましょう。
子供が遊べるかどうかで選ぶ
木製の鯉のぼりの中には積み木のような感覚で実際に子供が手に取って遊べるものもあります。子供の知育おもちゃとしても大活躍！ただし、子供が触れる場合には材料や塗料にどんなものが使われているか確認しましょう。
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まとめ
鯉のぼりというと風に舞うイメージでしたが、部屋に飾ることでもっと身近に鯉のぼりを感じることができます。親子で鯉のぼりの由来や意味について話し合うのもいいですね。
楽しいこどもの日をお過ごしください♪
