世界を震え上がらせているコロナウィルスによる新型肺炎。日本国内でも発生が確認されています。中国国内では人から人への感染が確認されているため、高齢者や赤ちゃんのいるおうちは不安ですよね。新型肺炎の予防にはインフルエンザ予防と同様の対策が有効とされています。こちらでは新型肺炎の予防法や症状が出た場合の対処法についてご紹介します。

新型肺炎とは?
重度の肺炎を引き起こす新型コロナウィルスはSARS(サース)やMARS(マーズ)と同じコロナウィルスの仲間です。人に感染するコロナウィルスは6種類ありますが、新型コロナウィルスはいずれにも当てはまりません。新型のウィルスということで、潜伏期間や感染経路、感染源などがまだわかっていないことも人々の不安をかきたてています。治療法も有効なワクチンもいまのところありません。
新型肺炎の症状
新型肺炎の症状としては、発熱、倦怠感、乾いた咳、呼吸困難などが挙げられます。飛沫感染や接触感染によってウィルスが体内に入りますので十分な予防対策が必要です。
新型肺炎の予防法
流水と石鹸を使って手洗い
新肺炎の予防には流水による手洗いがマストです。手洗いの際には爪を短く切り、時計や指輪などは外します。指先や爪の間、指の間、親指の周り、手首、手のしわなど汚れが残りやすい部分は入念に洗いましょう。手洗い後はタオルを共有せず、ペーパータオルなど清潔なタオルを使用します。
東京都感染情報センターから手洗いについての情報も出ています。
東京都感染情報センターの手洗いの方法について
マスクの着用
ウイルスは咳やくしゃみなどのしぶきによって感染します。感染を予防するためには咳、くしゃみが人にかからないようにすることが大事です。咳、くしゃみをするときはティッシュで口と鼻を覆います。使用したティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手を洗います。
マスクは鼻と口を覆うように付けます。とくにサージカルマスクがおすすめです。マスクをしていないときのとっさの咳やくしゃみは手ではなく、袖や上着の内側でカバーします。手で覆ったときにはすぐに手を洗いましょう。
身の回りの除菌
赤ちゃんのいるおうちでは身の回りの除菌も大事です。コロナウィルスには60%以上の高濃度アルコールによる消毒が有効です。高濃度のアルコールでドアノブ、テーブル、リモコン、電気のスイッチなどを消毒しましょう。またクレベリンなどの除菌スプレーも空間除菌におすすめです。
海外渡航時には動物・鳥に注意
海外に渡航予定の人は、病原菌を持っている可能性があるので動物や鳥にむやみに触るのは厳禁!農家や市場へ足を運ぶのも避けるべきです。動物の死体や糞尿からも感染するリスクがあります。動物に咬まれた場合にはすぐに受診しましょう。

新型肺炎の症状がでたらどうする?
発熱、倦怠感、乾いた咳、呼吸困難などが新型肺炎の特徴です。もしも自身や家族にこのような症状が現れた場合にはどうしたらいいのでしょうか。武漢市に滞在したり、患者と接触した可能性が低い場合にはまずはかかりつけの病院へ行きましょう。あまり神経質になり過ぎないことが大事です。
一方、武漢に滞在歴のある方や患者と接触した可能性のある方は、速やかに医療機関へ連絡してください。その際には、事前に新型肺炎に感染している疑いがあることを伝え、マスクを着用して受診してください。
新型コロナウイルスについて、厚生労働省は電話相談の窓口を設置しました。
電話番号は03-3595-2285(受付時間は午前9時から午後9時まで)
新型肺炎の予防におすすめのグッズ
アルコールや薬剤、添加物を使っていないので、安心ですね。病院や施設などで使われている日本製の商品です。
耳ゴムも太くなったのでしめつけがなく、マスク嫌いの人でもつけるのが苦になりません。
アルコールが使われていないので、赤ちゃんやペットのいるご家庭でも安心して使えます。
感染に不可欠なウィルスの表面の突起を覆うので、ウィルスからのリスクが低減すると言われています。
まとめ
これ以上新型肺炎の感染者が増えないように祈るばかりですが、予防対策もしっかり行うことが大事です。日常的なうがい、手洗いやマスク着用はもちろん、アルコールやクレベリンなどでの消毒も有効です。新型肺炎の流行がおさまるまで気を抜かずにしっかり家族の健康を守りましょう。
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