赤ちゃんにそばを食べさせるのはいつから?そばアレルギーの症状や注意点をご紹介

麺類の中でそばが一番好き!そんなパパママは多いと思いますが、赤ちゃんにとってそばは注意しなければならないアレルギー食材の一つです。こちらでは赤ちゃんにそばを食べさせるのはいつからがいいのか、食べさせる際の注意点などをご紹介します。

そばアレルギーとは?

そばは赤ちゃんに与える際に最も注意しなければならない食材の一つです。その理由は、小麦粉や卵などのアレルギーに比べてアナフィラキシーショックなど重篤な症状を引き起こしやすいからです。

そばのアレルギー症状

そばアレルギーの症状には、蕁麻疹、皮膚のかゆみ、唇やまぶたの腫れ、嘔吐、下痢、咳、くしゃみ、呼吸困難などがありますが、皮膚症状よりも呼吸器などの気管に現れることが多くあります。そばアレルギーは食べた直後、30分以内に症状が現れるのが一般的です。

そばアレルギーはそばを食べたとき以外にも、そばをゆでた湯が肌に触れたり、蒸気を吸い込んだりするだけで起こることもあります。そばのアレルギー物質は熱に強く、また少ない量でもアナフィラキシーショックを起こしやすいので、そばを提供している飲食店を避けるなどの注意が必要です。そば作りのイベントやそば粉を使った枕にも気を付けましょう。

そばはお菓子など加工品の材料として使われることも多いためアレルギー表示が義務付けられています。赤ちゃんのおやつなどを購入する際には必ず原材料をチェックしましょう。

赤ちゃんに食べさせるのはいつから?

そばを食べさせるのは1歳半以降がのぞましいと言われています。そばを食べなくても栄養面での問題はないため早くから食べさせる必要はありません。赤ちゃんに初めてそばを与えるときは、柔らかく茹でたそばを一本、すりつぶして食べさせましょう。

赤ちゃんに食べさせる際の注意点

赤ちゃんに初めてそばを食べさせるときにはいくつか注意点があります。

平日の午前

初めて赤ちゃんにそばを食べさせるのは病院が開いている平日の午前中がおすすめです。万が一アレルギー症状が出た場合には、速やかに受診しましょう。

体調がよいとき

赤ちゃんの体調が悪いときにはアレルギーを起こしやすくなったり、アレルギー症状なのか別の病気による症状なのか判断しづらくなってしまいます。赤ちゃんの体調のいい日を選んでそばに挑戦しましょう。食後数分から数時間は赤ちゃんから目を離さないようにします。

赤ちゃんのそばアレルギーは成長すると治るの?

そばアレルギーはすべての年齢層に見られ、大人になってから発症することもあります。小麦粉や卵アレルギーが成長とともに改善するのに対し、そばアレルギーはいったん発症すると耐性を獲得するのが難しく、完治しにくいと言われています。近親者にそばアレルギーの人がいる場合にはとくに注意が必要です。

まとめ

そばアレルギーは命にかかわるアレルギー症状を引き起こすこともありとても危険です。そばは食べなくても、栄養面で問題があるわけではないので急いで食べさせる必要はないようです。赤ちゃんが成長し、もうそろそろ大丈夫かなと思ったら挑戦してみましょう。そばは日本の国民食でもあるので、家族でそばを楽しめるようになるといいですね。

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