イベントでケーキを食べるときや普段のおやつで、ふと「赤ちゃんにチョコレートはいつから食べさせていいんだろう?」と疑問に思うことはありませんか?
離乳食が終わればそろそろ……などと思うパパママもいるのでは?
今回はチョコレートの特徴と、いつから食べてもいいのか? などをご紹介します。
赤ちゃんにチョコレートはいつからあげていい?
赤ちゃんにチョコレートをあげることに関しては、いろいろな意見があります。
3歳までは食べさせないという人がいる一方で、離乳食が終わればあげてしまうという人もいるでしょう。
上の子が食べているときに一緒にあげてしまうという人もいます。
実は専門家によっても、意見はさまざまです。
つまり、赤ちゃんにチョコレートをあげる時期はどれが正解! というはっきりした決まりはありません。
「チョコレートはどういう食べ物か」ということを知ったうえで、判断するのがよさそうです。
チョコレートがダメな理由とは?
早いうちからチョコレートをあげてはダメといわれる理由をあげていきましょう。
虫歯になりやすい
チョコレートには糖分がたくさん含まれています。
また、歯につきやすいので水や麦茶を飲ませただけでは口の中をきれいにできません。
すると虫歯ができるおそれがあります。
カフェインが含まれているので落ち着きがなくなる
消化機能が未熟な赤ちゃんにとってカフェインは負担です。
また、テオブロミンという成分もあり、これを摂取すると覚醒作用、興奮作用、血管拡張作用などカフェインに似た働きがあります。
消化が悪い
糖分や脂質を含むので、消化機能に余計な負担を与えてしまいます。
味覚を作るのに悪影響がある
赤ちゃんの離乳食は薄味で作りますよね。あまり早い段階から糖分や塩分を与えてしまうと、味覚が正常に育ちません。
依存性が高い
一度食べ始めると「もっともっと!」となりチョコレートばかり食べたがる可能性もあります。
アレルギーがおこることも
カカオもアレルゲンの一つですし、カカオに少しだけ含まれているニッケルがアレルゲンになることもあります。また、牛乳が含まれていることが多いです。
チョコレートをあげるときは成分表示を確認し、初めての食材が入ってないかどうか確認しましょう。
チョコレートを食べさせる際のポイント
ダメな理由をあげましたが、実は昔、カカオが薬とされていた時代もあります。
ポリフェノールを含むため、抗酸化作用が高いのです。
また、テオブロミンは集中力が高まったり、リラックスしたりという効果もあると言われています。
1 量を決める
赤ちゃんや幼児の「おやつ」は楽しみというよりは、食事で足りない栄養を補う補助食の扱いです。
それに対し、チョコは嗜好品ですし、栄養もないのでおやつとしては不十分。
だらだら食べをしないように、量を決めて少しだけあげましょう。
2 食べ終えたら歯磨きをする
甘いものを食べたあとは、まず白湯や麦茶を飲ませ、そのあと丁寧に歯を磨いてあげましょう。
自分で磨ける場合も、しっかり仕上げ磨きをしましょう。
3 高カカオチョコレートはあげない
普通のチョコレートに比べると脂質やニッケルの含有量が多いので、胃腸や腎臓に負担をかけてしまいます。
なるべくマイルドなものを選びましょう。
4 ココアからという方法も
最初から市販のチョコレートをあげるのはちょっと……という方は、ココアを使ったカップケーキなどから始めるという方法おあります。手作りするのもいいですね。
チョコレートの代わりや、子供用のチョコレートはある?
バンホーテン ピュアココア(200g)
飲み物としてだけでなく、お菓子づくりに利用するなどできそうです。
歯医者さんが作ったチョコレート★2週間お試しパック(14粒入り)×3袋
カロリーも低いので、最初に与えるときには良さそうです。
コンビ テテオ 口内バランスタブレットキシリトール×オボプロンDC ほんのりミルクチョコ味 60粒入
シュガーレスなところが魅力です。
まとめ
「おやつ」を楽しむ時間が重要になってくるのは3歳くらいからと言われています。
チョコレートが与える影響を考えながら、パパママで方針を決めていけたらいいですね。