デカフェ・ノンカフェイン・カフェインレスの違いって?
一見同じように見える3つの表記。
言葉が違うからにはやっぱり意味が違います。
何が違うのかというと、実は少しずつカフェインの量が違うのです。
細かくいうとこんな感じになります。
デカフェ | もともとカフェインが含まれているものからカフェインを取り除いたもの。カフェインはゼロではなく、ごく少量含まれています。 |
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ノンカフェイン | カフェインが全く含まれていないもの。カフェインフリーともいいます。 |
カフェインレス | カフェインが含まれているものの、ほんの少しだけしか含まれていないもののこと。 |
カフェインの量の比較すると、を覚えやすくするとこのようなイメージになります。
一切カフェインが含まれていないのはノンカフェインだけです。
カフェインを含む飲み物は、妊娠中に飲んでもいいの?
ノンカフェインやカフェインレスといった飲み物は沢山あるものの、やはりカフェインの入った飲み物も飲みたい…。と考えている妊婦さんは多いのではないでしょうか。
そもそもなぜ妊娠中はカフェインを控えるべきと言われているのか? どれくらいなら飲んでもいいのか?と いう点が気になりますよね。
カフェインの摂取量が多いと妊娠中に色々な悪影響が起きることも
アメリカの研究ではカフェインを1日200㎎(コーヒー約2杯分)摂取する人と全く摂取しない人では流産の確率は2倍になったという研究結果があります。
その他にも、カフェインは妊娠中に非常に大切なカルシウム・鉄分などの栄養素の吸収率を低くしてしまいます。
血管を収縮させてしまう作用は胎盤の血流を悪くすることに繋がり、胎児に栄養を十分に送ることができなくなるとも言われています。
カフェインは1日100㎎まで
カフェインは妊娠中の身体に悪影響を与える可能性がありますが、1日に100㎎までの摂取なら特に問題はないとされています。
これは欧州食品安全機構という機関が定めた摂取しても安全だと言われているカフェインの量に記載されている数字です。
過剰に摂取するのを控えればOKなので、コーヒーや紅茶を全く飲んではいけない、ということではありません。
飲み物100mlあたりのカフェイン量チェック
- コーヒー 60㎎~100㎎
- ピュアココア 10㎎
- 玉露 160㎎
- 紅茶 30㎎
- ウーロン茶 20㎎
- コーラ 15㎎
100㎎までが目安となるのでコーヒーなら1日におよそ1杯くらいまでなら安心です。
紅茶はその倍くらい飲んでも大丈夫と言えます。
カフェインを含む飲み物を飲むときの注意点
わざわざ100㎎を計算するのは大変なので、「コーヒーは大体1杯くらいまでなら大丈夫」と思っておけばいいでしょう。
しかし妊娠中の摂取は他にも注意しておきたい点があります。
妊娠初期は特に要注意
妊娠初期は赤ちゃんの脳やせき髄といった特に重要な器官を形成する時期です。そのためしっかりと栄養を送りたい重要な時期であると言えます。しかし体調を崩しやすかったりつわりなどで栄養を十分に摂取できない時期とも重なっています。
だからこそ、カフェインの過剰摂取で胎盤の機能を低下させてしまうことは避けておきたい大切な時期となります。
とくに妊娠初期はカフェインを控えるように心がけておきましょう。
カフェインが与える影響には個人差がある
カフェインを飲んだ時の身体の反応には個人差があります。
日本人はカフェインに弱い人が多いと言われています。
一般的に言われている健康に問題のない量でも、カフェインに弱い体質の方の場合は頭痛や不眠といった症状が出ることもあります。
もしカフェインの摂取目安量を超えていないのに、何か不快な症状が出た場合は量を減らして対処しましょう。
沢山飲みたい人にオススメのノンカフェイン飲料4選
1日にコーヒー1杯じゃ絶対に足りない、もっと気兼ねなく紅茶を飲みたい!という方も多いでしょう。
そのため、妊娠中・授乳中はカフェインレス飲料をストックしておくとよいでしょう。最近のカフェインレス飲料は味も美味しくて、言われなければカフェインレスだとわからないものばかりです。
そのなかでも特におすすめの4つをご紹介します。
【澤井珈琲】 送料無料 カフェインレス コロンビア ドリップバッグ コーヒー100袋入り
薄目でもカフェインレスでこれだけのお味でしたら、十分満足していただけます。
妊娠期間は大活躍間違いなしでしょう!
ガマンすることなく大好きな珈琲をいただけるのが、私にとっては何よりです。
UCC おいしいカフェインレスコーヒー ドリップコーヒー(50杯分*2コセット)
オーガニックルイボスティー 101個入 (ノンカフェイン/有機)《ティーライフ》
たんぽぽブレンドティー 1袋 ノンカフェイン 30包
むくまないということはありませんが、かなりむくみが軽減されました。一番びっくりしたのが便秘が解消されたこと!
まとめ
カフェインは一定量であれば身体への問題もありませんし、安心して飲むことができます。ですが沢山飲みたい、妊娠中でも量を気にすることなくコーヒーや紅茶を楽しみたいという方はカフェインレスの飲み物を選ぶことをオススメします。
個人的にもカフェインレス飲料は以前に比べて美味しいものが増えたと感じます。以前はカフェインレスだと高いことも多かったのですが、コスパがいいものも沢山ありますので、ぜひチェックしてみて下さいね。