【1歳児】赤ちゃんの靴の選び方!タイミングや買い替え時期は?

赤ちゃんの靴は小さくて可愛らしいから、まだ歩き始める前に用意をしてしまうママも多いのでは?
ところが、子供の足はあっという間に大きくなっていくもの。用意するのが早すぎた靴は、履かせるべきタイミングがきたときには窮屈に、なんてことにならないようにしたいものですよね。
また、すぐに大きくなるからと大きすぎる靴を履かせるのも、とっても危険。サイズが合わない靴は子供の成長を阻害してしまい、足が変形してしまうこともあるんです。

そこで、1歳児の靴の選び方やタイミングなどをご紹介していきます。

いつから靴を履かせて大丈夫?タイミングは?

一人ひとり成長のスピードが違うため個人差はありますが、だいたい1歳前後に赤ちゃんの靴を用意するママが多いようです。
「たっち」ができるようになるのが月齢9〜11ヶ月頃。
そのあと「つたい歩き」が始まります。
つたい歩きができるようになれば、何にもつかまらずに1人で歩けるようになるのも時間の問題。
靴を履かせ始めるタイミングとして、赤ちゃんからのサインを見逃さないようにしましょう。

それは・・・。

自力で10歩くらい歩けるようになったら

もっともわかりやすいタイミングなので、これを機に靴を用意するママが大半です。赤ちゃんが何の支えもなく、自分だけで10歩ほど歩けるようになったら靴を購入するのがオススメ。なるべく裸足に近い感覚で歩ける靴を選んであげましょう。

足のサイズの測り方

靴を選ぶ第一歩は、足のサイズを測ること!可能であれば、「シューフィッター」と呼ばれる靴選びのエキスパートに計測してもらうのが良いでしょう。
シューフィッターがいる靴屋さんや問い合わせ先は、こちらから検索ができます。

自分で測る場合

測ったサイズを記入するため、まずは計測紙を用意しましょう。計測紙はベビーシューズやスポーツシューズのメーカー公式サイトからダウンロードが可能です。


計測紙の用意ができたら、いよいよ測っていくのですが、その際に赤ちゃんは必ず立たせた状態で計測してくださいね。靴は主に立った状態で履くものなので、座っていたり寝ている状態だと、正しい数値がわかりません。
赤ちゃんを立たせたら、かかとをしっかりとゼロ地点に合わせましょう。力んで指先が丸まっている場合は、やさしく伸ばしてあげてから計測します。

靴を選ぶポイントは?

1歳児の足はまだ未発達の段階です。
だからこそ靴選びを間違えてしまうと、この先の成長に影響を及ぼしてしまう可能性があるため、正しい靴選びが重要になります。
それでは、どんなことに注意をしたらいいのかを見ていきましょう。

通気性の良い素材のもの

子供の足は汗っかき。靴の中で蒸れないためにも、速乾性のあるメッシュなどの素材で、洗いやすいものがオススメです。

つま先部分は広く、適度な厚みがあるもの

足の指を動かせる隙間がないと、足の筋肉の発達に悪影響を与えてしまいます。

つま先に反りがあるもの

反り上がっていることにより地面を蹴り出しやすくなり、つまずき防止にも繋がります。

かかと部分をしっかり支えられるもの

かかとが支えられていれば、靴の中で足が固定され、安定して歩くことができます。

甲の部分をしっかり止められるもの

靴の甲を足に合わせて微調整することで、歩きやすくなります。紐かマジックテープのタイプを選びましょう。

足が曲がる位置で靴も曲がるもの

靴のサイズが大きいと足を曲げても靴の曲がる場所とズレてしまい、歩行の妨げになってしまいます。

靴底に適度な弾力があるもの

靴底に弾力があると地面からの衝撃が和らぎ、子供の足を守ってくれます。

試し履きのポイントは?

どんな靴がいいのか選んだら、次は実際に履かせてみて、履きやすさをチェックしましょう。なお、普段室内で裸足で過ごしていても、靴を履くときは靴下も履かせてあげることをオススメします。靴下を履けば汗を吸収してくれて衛生的ですし、靴の縫い目や接着剤に直接足が触れないため安心です。

かかとを合わせよう

靴を履かせたら、甲の部分の紐やマジックテープをきつくないように止めましょう。次に、つま先を上げてかかとをトントンと床に打てば、かかとの位置がちゃんと合います。

足の長さに合わせよう

中敷がある状態で、つま先の部分に5mm程度の余裕がある靴を選びましょう。同時に中敷を取った場合も確認してください。中敷が無い状態だと、つま先に10mm程度の余裕が必要です。購入サイズは足の長さよりも5〜9mm大きいものを目安にします。左右の足の長さが違うようであれば、長い方に合わせましょう。

立った状態をチェックしよう

靴を履いて立ってもらい、以下の4つを触りながら重点的にチェックしましょう。

チェックポイント

  • つま先にゆとりがあり、自由に足が動いていること
  • 足の周りがきつくないか、逆にブカブカになっていないか?
  • かかとを押さえたときに、靴が脱げてしまわないか?
  • 甲全体がきちんと足にフィットしているか

歩いた状態をチェックしよう

靴は歩行時に使用するものなので、立った状態だけではなく、歩いたときの状態も忘れずにチェックしましょう。

チェックポイント

  • 不自然そうな歩き方をしていないか?
  • 痛いところはなさそうか?
  • 歩くたびに、かかとがパカパカ浮かないか?

中敷は必要?

少し大きめの靴の場合、中敷があれば足のサイズに合わせることが可能です。また、取り外して洗うことができるため、靴の中を清潔に保つことができるのが嬉しいところ。ただし、中敷の厚みによって靴が脱げやすくなるのなら、その中敷は使用をやめましょう。最近は歩行をサポートしてくれる中敷もあり、人気が高まっています。

キッズインソール ベビー専用(1〜2歳用)SS 12.5〜14.5cm

まだ不安定な歩行のぐらつきを、かかと部のカップ形状で優しくサポートしてくれる大人気の中敷です。抗菌・防臭効果もあり、小さな足にも快適にフィットします。

ハイカット?ローカット?どっちがいいの?

靴には大きく分けて、くるぶしの上まで覆ってくれる「ハイカット」と、そうではない「ローカット」の靴が存在します。
1歳児は骨がまだ軟骨状態なので、ハイカットの靴で足を守ってあげましょう。ハイカットの場合、足首がよりしっかり固定されるため、捻挫などの予防効果も期待ができます。しかし、3歳ごろになると運動量が増し、ハイカットの靴では足首を曲げるのに余分な力が入ってしまいます。その場合はローカットの靴が動きやすくなるので、成長や用途に合わせ、選んであげると良いですね。

【CONVERSE】 BABY ALL STAR N DORAEMON DT Z

コンバースとドラえもんのコラボモデルのハイカットシューズ。スニーカーで定評のあるメーカーだけあって、履き心地にこだわった1足です。靴の脱ぎ履きも、らくらくスムーズ。

キッズフォーレ ベビーファーストシューズ

足指の曲げ伸ばしがしやすく軽量、靴底には正しい歩行を助けてくれるラインが入っていたりと、足に優しい工夫がいっぱいです。愛らしい見た目で、プレゼントにもオススメ。

【ミキハウス】ファーストシューズ ハイカット13-9301-977

ミニリボンがついた、女の子向けのハイカットシューズです。内側はパイル素材で肌あたりも柔らか。1歳児の足を優しく包んでくれます。

おさがりの靴は履いても大丈夫?

靴選びのポイントを満たしていても、おさがりの靴であれば注意が必要です。靴はどうしても履いている人の足の形や歩き方の癖が残り、変形してしまいます。おさがりの靴を履くということは、前の持ち主の足の癖が移ってしまう恐れがあるということ。そのため、履かせるのは極力避けてください。どうしても履かせたい場合は、中敷を新品に変えるなどして、少しでも癖のない新品に近い状態で履かせてあげましょう。

買い替えのタイミングは?

1歳児は「靴が合わなくなったから変えてー!」なんてまだ言えません。なので、親がこまめにチェックをしてあげることが肝心です。そこで、チェックポイントをまとめてみました。

3ヶ月経ったら

3歳頃までは、足の成長が半年で1cmとも言われているくらい、急スピードで大きくなっていきます。目安としては3ヶ月ごとに足を計測してあげて、適切なサイズの靴を履いているかどうかの確認をしてあげましょう。

ゆとりが2〜3mmになったら

つま先のゆとりが少なくなると、靴の上からつま先部分を押したときに指が曲がっています。それはつまり、指先がきつい状態なので買い替えどきのサインです。つま先がパンパンになっていたら、もはや足は悲鳴をあげているはず。

足先に変化が見られたら

靴を脱いだ状態で指先が赤くなっていたり、指と指が不自然にくっついていたりしたら、靴に圧迫されている証拠です。合わない靴を履き続けると足を痛め続けることになるので、早急に買い替えてあげましょう。

まとめ

靴は足を守るだけではなく、足そのものを作ってくれる大事な道具です。そして足は体全体を支えてくれる、大事なパーツです。まだ骨の形成が未発達な幼児期にこそ、大人以上に靴選びを意識してくださいね。足の急激な成長が落ち着くまで、買い替えが頻繁で大変な時期ではありますが、サイズの合った靴を履かせてあげて、健やかな成長の手助けをしてあげましょう。

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