日本では昔からお正月にしめ縄や門松などのお正月飾りを玄関先などに飾る習慣があります。一年の門出として縁起がいいというのはわかっていても、お正月飾りの本来の意味を知らない人も少なくないのでは?こちらではお正月飾りの由来や作り方、おすすめのお正月飾りをご紹介します。
お正月飾りとは?
そもそもお正月とは、古くから新しい神様をお迎えするための行事として行われてきました。一年間幸せをもたらしてくれる神様をお迎えする準備として、お正月が近づくと玄関先に門松やしめ縄などのお正月飾りを飾るようになったのです。
門松は神様がみつけやすいように目印として玄関先に立てたのが始まりと言われています。また門松にあしらわれた松・竹・梅にはおめでたい意味合いがあります。しめ縄は神様をお迎えする場所に不浄なものが入り込まないための結界の役割を果たしています。
いつまで飾る?
お正月飾りは年が明けてからという認識が多いようですが、実は日本の暦の上で「正月事始め」である12月13日以降なら問題ありません。クリスマスが明けた26日ごろから飾るご家庭が多いようです。
お正月飾りを片付けるタイミングですが、1月7日ころまでがよいと言われています。
処分方法は?
お正月飾りの処分方法ですが、神社などの火祭りの際に持参して焼いてもらいましょう。自宅で焼くこともできますが、マンション住まいや庭が狭い場合には難しいですね。そんなときは和紙などに塩を置いてお正月飾りを包み、他のゴミとは区別してゴミに出すという方法もあります。
手作りのお正月飾りも人気
最近ではフラワーアレンジメント感覚でお正月飾りをハンドメイドする女性も増えています。ハンドメイドなら色やサイズ、デザインなどを自身の好みにアレンジすることができます。生花はお手入れが大変という方は、アートフラワーで作ってみては?材料は100均などでも購入することができますよ。初心者にはしめ縄やお正月リースが作りやすくておすすめです。
おすすめのお花
お正月飾りを作る際に知っておきたいのがお正月飾りにおすすめのお花です。お正月飾りには縁起の良い「松・竹・梅」が用いられることが多くあります。「松」は冬でも枯れず、また一年中青いので永遠の命の象徴でもあります。「竹」はまっすぐに伸びるその姿から誠実さを表します。「梅」はどの花よりも先に咲くため出世や開運の象徴と言われています。
これらの縁起の良いお花をあしらったお正月飾り作りにチャレンジしてみましょう。
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まとめ
お正月とは本来新しい年の神様を迎える行事だったんですね。お正月飾りの意味や由来がわかるとより新鮮な気持ちで新年を迎えることができます。2023年がみなさまにとってよい年でありますように!