「ベビーラップ」という商品を知っていますか。
これは赤ちゃんを抱っこやおんぶするための長い布のことで、欧米を中心に人気があります。一般的な抱っこひもやスリングに比べて、赤ちゃんとママの密着度が高いことが特徴。
今回はベビーラップの特徴や選び方、そして、口コミとおすすめ商品をご紹介します。
使ってよかった! おすすめベビーラップ7選
世界で初めてベビーラップを製品化
<ディディモス/ベビーラップ>
縦と横で異なった糸を織り込むという特殊な技術により、斜めの弾力性や耐久性に優れているので、抱っこもおんぶも自由自在。ヨーロッパならではの色合いでデザインも豊富だから、ファッションのコーディネートにも使えそう。
日本向けに薄手で丈夫な限定品も販売されています。
サイズ 長さ270cm,320cm,370cm,420cm,470cm
素材 オーガニックコットン100%
使用時期 新生児~体重制限なし
日本で初めての日本製ベビーラップ
<北極しろくま堂/Wrap you?>
日本の気候に合わせてできるだけ軽く、通気性のよい生地で作られたベビーラップ。同じくしろくま堂の商品「へこおび」に比べ、幅があるので、ホールド力が抜群で、パパママへの体の負担も少ないです。
使い方のバリエーションが多いのも嬉しいですね。
サイズ 長さ(サイズにより2.7~5.2m) 幅68cm
素材 綿100%
使用時期 抱っこは生後2週間から。おんぶは頚がすわってから14.9kgまで
ベビーラップでの抱っこおんぶは準備までに時間がかかるし、練習も必要ですが、きちんと巻ければ、想像以上に体が楽で、まだまだ息子との抱っこおんぶを楽しめそうでうれしいです。
息子も広い面で支えられて、安心するのか、抱っこで寝落ちする事が多く、家事やお出かけ以外にも興奮して寝付けない時などにも活用しています。抱っこから降ろした後はラップがそのままブランケット替わりになるのもいいです
上半身全体に重さが分散するから究極に軽い!
<モービーラップ/ラップタイプ抱っこひも>
日本公式サイト なし
素材はとても柔らかなコットン100%。フリーサイズだからパパママで共用できて、ぴったりフィットしてくれます。
4通りの抱き方ができ、どれも自然な開脚姿勢で抱っこするので、赤ちゃんに負担をかけません。
サイズ 長さ5.5m 幅61cm
素材 コットン100%
使用時期 新生児~15kg
現在4ヶ月で約7kgになり、頭のサポートが難しくなってきましたが、月齢の低い赤ちゃんには密着して安定するのでおすすめです。
世界中で20万個も売れているベビーラップ
<ボバ/ボバラップ>
柔らかくて伸縮性があるので、ゆるみが少なく、快適に抱っこできます。対面抱っこしかできませんが、赤ちゃんの出し入れが簡単です。カラバリも豊富なので、お気に入りの一枚が見つかりそう。
竹繊維でできた涼感素材のニューモデルも発売。
サイズ 長さ約5m 幅51cm
素材 コットン95% スパンテックス5%
使用時期 新生児~体重16kg
結ぶのが難しいというのは、慣れればまったく苦になりません。
寝かしつけの時にも使用しています。もちろん機嫌しだいでダメなときもありますが、たいていすぐに寝てくれます。毎日使用していて本当に重宝しています。夫も肩や腰への負担が分散されてとてもよいと絶賛していました。
お腹の中にいたときと同じ感覚で抱っこできる
<リトルミコ/ラップキャリー>
北欧のベビーブランド「リトルミコ」のベビーラップ。
巻き方のアレンジで何通りもの抱き方をできる点が魅力です。
サイズ 長さ約5m 幅55cm
素材 コットン100%
使用時期 新生児~体重15kg
双子のパパが開発したベビーラップ
<バディバディ/ピッタリラップ>
長い生地が分割されているため、付けるのが簡単で、ポケットにすっきりと収納できるのが特徴。
伸縮性のあるニット素材なので、首や頭をしっかり優しくサポートしてくれます。
サイズ 長さ約2m 幅60cm
素材 コットン95% ポリウレタン5%
使用時期 新生児~体重15kg
毎日これを使ってお散歩しています。最初は嫌がりましたが、3回目くらいから慣れてすやすや寝てくれます。
Tシャツを着るように着用するだけだから簡単
<ベビーケターン/アクティブキャリア>
巻きつけるというよりはかぶるタイプの抱っこ紐。
伸縮性に優れ、赤ちゃんをすっぽり安全に包み込みます。2本の輪と調節可能な背中のサポートバンドからなる独特にデザインが、赤ちゃんの重みを分散してくれます。
たたむとタオルほどの大きさになるので、携帯性も抜群です。
サイズ XS,S,M,L(着用者の体格に合わせて)
素材 高機能繊維ポリエステル100%
使用時期 新生児~体重15.8kg
普通の抱っこ紐よりもコンパクトにできるので、大きめポーチに入れて持ち運んでいました。抱っこ時、肩から腕に添って布を広げることで、赤ちゃんの重みが分散されます。赤ちゃんと密着しているので、歩いた時に振動しにくいです。
ただ、マイナスポイントは密着しすぎて夏は暑いこと、着脱に少し時間かかること、前抱きで料理はできないことです。
ベビーラップとはどういうもの?
- 生まれてすぐに使える(縦抱っこができる)
- 赤ちゃんとママが密着する
- 赤ちゃんがリラックスできる
- 様々な巻き方が可能
- 長時間抱っこをしても疲れにくい
- 洗濯しやすい
- 金具やフックがないので、誰でも使える
ただ、ベビーラップは一般的に抱っこひともと比べると、装着に時間がかかります。なるべく練習をして慣れるようにしましょう。
ベビーラップの選び方
ポイントとしては以下の4つ。選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
素材
ベビーラップは赤ちゃんとママの肌に直接触れるもの。だから、肌に優しい素材で作られているかどうかをまず確認しましょう。
通気性の良い素材にすれば、夏でも快適に抱っこすることができます。
伸縮性
伸び縮みがしやすいと、それだけで巻くのが楽になります。直接触れることができない場合は、口コミなどをみて、巻きやすいかどうかなどを判断しましょう。
サイズ
長さによって、できない巻き方なども出てくるので、どのような方法で抱っこやおんぶをしたいか考え、長さをチェックしましょう。
値段
海外のものが多いので、ブランド化しているものも。ただ、あまりに安すぎると、伸縮性がなかったり、付け心地が悪かったりします。
機能と価格のバランスをよく見て選びたいですね。
まとめ
ベビーラップといってもメーカーによってそれぞれ違いがありますね。
どんな抱き方をしたいのか、どのくらいの頻度で使いたいのかなどを状況に合わせて選ぶといいでしょう。
もし迷ってしまったらベビーラップインストラクターが講習会などを開いているので、それに参加するのもいいかもしれません。
赤ちゃんとママがぴったりくっつけば、絆づくりにも一役買ってくれそうですね。抱っこするのが楽しくなりそうです。