散歩やお出かけにいい季節になりました。コロナウイルスも感染症5類に移行したので外出が増えるかもしれませんね。
そこでやっぱり気になるのは紫外線。デリケートな赤ちゃんの肌を守ってあげたいとは思うものの、どのような対策をすればいいのか悩みますよね。それに日焼け止めを塗るにしても、その後の肌への負担が心配というママも少なくないはず。
今回は、いま知っておきたい紫外線対策とオススメの日焼け止めをご紹介します。
そもそも紫外線ってよくないの?
紫外線は、地球上に降り注ぐ太陽光線の1つで、私たちの目には見えないものです。UVA、UVB、UVCの3つに分かれており、オゾン層などの大気層がこれらを防いでくれています。そのため、全てのUVCとUVBの一部はカットされますが、UVAとUVBの一部はカットされません。そのカットできなかった光線を私たちは浴びているのです。
紫外線を長い時間、それも繰り返し浴びてしまうと、メラニン色素が過剰に作られてしまい、シワやシミの原因となります。さらに、DNA細胞を破壊したり、悪性腫瘍が発生したりする原因となってしまうこともあります。赤ちゃんのデリケートなお肌にとって、紫外線はとても影響を受けやすく、強い刺激があります。赤ちゃんのうちに紫外線を受けすぎるとシミやそばかす、免疫力の低下や皮膚がんを引き起こす原因になるとも言われており、とても危険なもので、十分に注意が必要なのです。
また、紫外線は一年中降り注いでいるものですが、春から秋にかけてより多くなります。しかも昨今は、以前よりも紫外線量が増えている傾向にあるので、通年で対策をすることが必要です。正しい紫外線対策を身につけ、赤ちゃんの肌をしっかり守ってあげましょう♪
いつから(何歳から)対策を始めるべき?
赤ちゃんの肌は大人よりもデリケートで、外部の刺激から守る機能も安定していないため、外出するときは日焼け止めを塗りたいものです。低月齢の赤ちゃんでも使用できるような日焼け止めもありますので、「赤ちゃん用」「ベビー用」であること、日焼け止めの強さを表示しているSPFやPAが低めのものを確認してから使用するようにしましょう。
でも、赤ちゃん用やPAの低い日焼け止めだからといって、多くの量を塗りすぎるのはあまり好ましくありません。なるべく、月齢の低い赤ちゃんは、日差しの強い時の長時間の外出は控えるようにして、紫外線から避けてあげましょう。
紫外線対策① 赤ちゃんから使える日焼け止めを使う
最近ではお肌の弱い赤ちゃんでも使える日焼け止めが多くありますがポイントは3つあります。
- 無香料・無着色など添加物が少ない
- 伸びがよく、お湯や石けんで簡単に落とせる
- 長時間の外出は弱めのものを小まめに塗り直すのが効果的
では、実際にママ達が赤ちゃんに使用している商品をピックアップしてご紹介していきます。
【公式】アロベビー UV&アウトドアミスト 80ml
エルバビーバ チルドレンサンスクリーン SPF30 75g / erbaviva
ノエビア レイセラ ミルキーベビーUV 45g SPF28
0歳児 からの ケミカルフリー 日焼け止め
紫外線対策② その他の対策法
赤ちゃんにも使える日焼け止めといっても、できればあまり使用したくないというママもいらっしゃるでしょう。日焼け止めを使用する以外の具体的な紫外線対策にはどんなものがあるのか見ていきましょう。
帽子をかぶせる
なるべくつばの長い帽子をかぶせてあげましょう。つばの長さが7㎝以上であれば、約60%もの紫外線をカットできます。
抱っこひものUVカットケープをつける
抱っこひもに取り付けることのできる日差しよけです。メッシュ地が用いられているので風通しがよく、紫外線から赤ちゃんを守ることができます。
ベビーカーの日差しよけを活用する
多くのベビーカーには、日差しを防げるようにサンシェードがつけられています。あるのとないのとでは大きな差があるので、天気の良い日のお出かけには活用しましょう。別売りで日焼けや虫よけになるカバーやネットなども販売されているので、探してみてください。
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日中の外出を控える
紫外線は日中の10時から14時頃が最も強い時間帯なので、その時間を避けての外出がおすすめです。この時間帯は汗もかきやすいので、熱中症になってしまうおそれも。比較的日差しの弱い、朝や夕方などに出掛けるようにしましょう。
UVカットの服を着せる
赤ちゃんや子供の服でもUVカットができるものがあるので、そういったものを着用させてあげるとよいでしょう。
まとめ
紫外線はやはりお肌に良くないもので、特にお肌のデリケートな赤ちゃんや小さな子供には注意をしていく必要があります。日差しの強い日にはなるべく外出を控えるのが好ましいですが、毎日忙しいママは、なかなかそうも言ってはいられないですよね。
とはいえ、紫外線をまったく浴びない生活もよくないので、そこまで神経質になりすぎず、日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶらせたりするなど、無理のない範囲で紫外線対策を心がけていきましょう!