紫外線が強くなる時期はママだけではなく、赤ちゃんも一緒に紫外線対策する必要があります。子どもが早くから紫外線を浴びやすい環境が続くと、シミやそばかすができたり、免疫機能が弱ったりするなど肌にとって良くない問題が増えてきます。
ベビーカーに乗る子供の紫外線対策をどのようにすればいいのか、今からできる対策グッズや日常的にできるガード方法をお伝えします。
紫外線って子供によくないの?
紫外線を浴びすぎると良くないことはご存じの人が多いと思いますが、具体的にどのような影響をするのか知っていますか?
- 急性傷害(皮膚が赤くひりひりと炎症を起こす。水ぶくれになる)
- 紫外線角膜炎(白目が充血する、異物感がある、眼痛がする)
- 免疫力の低下
- 皮膚がん
- シミやシワ、そばかすが増える
これまで、紫外線を浴びすぎるとどんな影響を及ぼすのか、たくさんの研究により健康被害を与えることが報告されています。
(出典:環境省)
生まれて間もない赤ちゃんや子供は皮膚がとても弱く、紫外線を少し浴びただけで赤く炎症を引き起こしたり、みずぶくれができる可能性が高くなります。そのほか、皮膚の温度が上がりすぎると、脱水症状を引き起こす危険性もあります。
紫外線は上から降り注ぐものと思われる人が多いのですが、地面に反射してベビーカーに乗っている赤ちゃんも知らないうちにたくさん浴びている場合があります。しっかり紫外線対策をしてあげないと、皮膚や目に健康被害を与えてしまいます。
ベビーカーの紫外線を守るグッズはどんなのがある?
ベビーカーの紫外線対策グッズはいくつかあり、それぞれ特徴があります。
サンシェイドタイプ(レイフリータイプ)
サンシェイドタイプは、ベビーカーの日よけ部分に取り付けられるグッズです。取り付け部分はマジックテープやクリップ式など、いつでも脱着が可能なので初心者でも簡単に取り外しできます。
紫外線は空、正面、地面と時間によっていろんな角度で降り注ぎます。時間によってサンシェイドの角度を調節でき、暑い時は風を取り込めるように上向きにするなどアレンジできます。
大型サンシェイド ベビーカー UVカバー 日よけカバー レイフリー
ネットタイプ(メッシュタイプ)
ネットタイプは、大きなネットをベビーカーで覆いかぶせて使います。イメージとしては大きなシャワーキャップのような形をしているので、使いたい時にサッと取り付けられ、外した後もコンパクトに収納できます。
ネットタイプは紫外線カットはもちろん、虫やホコリを赤ちゃんに寄せ付けないなどの効果もあります。
ブランケットタイプ
ブランケットタイプは、ベビーカーに乗る赤ちゃんの足もとやヒザなどにあたる紫外線から守ってくれます。サンシェードでは防ぎ切れない地面からの跳ね返りをしっかりガード。
ブランケットにバックル式ストラップなどがついているため、散歩中にずり落ちる心配がありません。また、寒い時期に抱っこ紐と一緒に防寒具としても使えます。
ベビーカーの紫外線対策グッズを購入前に注意すべきポイント
ベビーカーの紫外線対策グッズはたくさんありますが、購入してから使えなかった・・・などの失敗談がよくあります。せっかく買ったのにムダにならないためにも、購入前のチェックポイントを確認しておきましょう。
ポイント1 ベビーカーに取り付けられる構造か?
紫外線対策グッズによって小さくて使い物にならなかったり、留め具が付けられない構造のベビーカーだったりと、せっかく買ったのに取り付けられない場合がありますので気をつけましょう。
ポイント2 簡単に脱着ができるか?
急に雨が降った時など、ベビーカーを収納する際に脱着が面倒だと大変です。取り付けはもちろん、収納時の大きさなども選ぶポイントです。
ポイント3 UV加工がしっかりされているか?
きちんと紫外線対策がされているか、購入前にチェックしましょう。ネットタイプは虫対策のためとして使われることが多く、UV加工されていない場合もあります。
赤ちゃんも安心♪おすすめのベビーカー用紫外線対策グッズ
スマートスタート 大型サンシェイド レイフリー ブラック UVカット99%
Mecoyas ベビーカー蚊帳 ベビーカーカバー 日よけ・虫よけカバー 紫外線UVカット
冷感 アイス ブランケット UVカット 抗菌 防臭 春 夏用
日常生活でベビーカー以外の紫外線対策をすることも大切!
さまざまな対策グッズを利用することも必要ですが、普段から紫外線と向き合った生活も大切です。小さい頃から紫外線を浴びるのは、皮膚など健康面にとって悪影響ですので、日常生活でちょっとした工夫をしていきましょう。
散歩の時間をズラす
紫外線がもっとも強い時間帯が午前10時〜午後2時です。この時間帯は気温もグンと高くなるため、大人でもちょっと動いただけで暑さを感じたり喉が乾きやすくなりますよね。ベビーカーに乗る赤ちゃんも地面からの熱や紫外線により、たとえ動いていなくても体温が上昇します。散歩の時間は紫外線量が弱い朝方、もしくは夕方などがおすすめです。
外に長時間居ない
外に居る時間帯が長いほど、赤ちゃんは紫外線をたくさん浴びます。用事があってやむを得ない理由なら仕方ないのですが、それ以外ならできるだけ日中に外へ出かける時間を短くしましょう。
紫外線を避けた生活もNG
赤ちゃんが紫外線をたくさん浴びるとシミやそばかすなどができやすい環境を作ってしまうため、できるだけ外出せず家の中で過ごすママがいます。でも、紫外線は肌でビタミンDを作る働きがあるため、まったく浴びないのは健康にとってあまり良くありません。
ビタミンDはカルシウムを骨や歯に取り込む必須栄養素なので、紫外線をほとんど浴びないと子供の骨や歯が弱くなってしまうのです。毎日、ベビーカーで適度な散歩をするのが理想的ですね。
まとめ
紫外線がどんどん強くなる時期になると、ベビーカーへ子供を乗せて散歩するとお肌の心配などが増えますよね。ベビーカーにすぐ取り付けられる紫外線対策グッズがたくさんありますので、毎日のお散歩を快適に過ごしませんか。