自転車のヘルメット着用「努力義務化」！おすすめのおしゃれなヘルメット7選

2023 4/26

2023.04.26

2023年4月1日から道路交通法の改正により、自転車に乗車する時のヘルメット着用が「努力義務化」となりました。命を守ってくれるヘルメットですが、どんなものでもいいというわけではないですよね。
今回はヘルメット義務化について、そして、おしゃれなヘルメットをご紹介します。

自転車のヘルメット着用「努力義務化」とは？

２０２３年4月1日に道路交通法が改正され、自転車を運転するすべての人がヘルメットをかぶることに努めなければならないのはもちろんのこと、同乗する方にもヘルメットをかぶらせるようにすることになりました。
また、保護者等の方は、児童や幼児が自転車を運転する際は、ヘルメットをかぶらせるよう努めなければなりません。
これは、自転車に頻繁に乗り始める中学・高校生の年代が突出して事故率が高かったことから講じられた措置で、詳しくは各自治体の条例によってもかわってきます。

自転車死亡事故の約7割が頭部に致命傷！

自転車事故で死亡した人の約7割が、頭部に致命傷を負っています。また、ヘルメットの着用状況による致死率では、着用していない場合の致死率は、着用している場合と比較すると約2.3倍も高くなっています。
ということで、自転車用ヘルメットを着用し、頭部を守ることが重要です。

（注1）平成30年から令和4年までの東京都内における自転車乗用中死者の損傷部位の割合
（警視庁HPより）

自転車死亡事故損傷部位

自転車事故損傷部位別死亡率

ヘルメットをしないと罰則がある？

結論からいうと、あくまで「努力義務」というのは「着用に努める」ものであって、義務ではありません。
ですので、罰則や罰金などのペナルティはありません。
しかし、ヘルメット着用が全世代へ努力義務化されたのには、自転車の事故に関連する死亡・重症事故が増えているからです。
さらに、前出のように頭部に致命傷を負うことも多いという背景もあります。

自転車用ヘルメットの選び方

自転車用のヘルメットはどのように選べばよいのでしょうか。

頭のサイズや形状に合ったモデル

ヘルメットを選ぶ場合は、日本メーカーのモデルがおすすめです。日本人は頭の縦幅にくらべて横幅が広いのです。日本のメーカーからは、丸形で横幅が広い製品が多く展開されているため、サイズや形状に合わせやすいのが特徴です。
海外メーカーの製品を選ぶ場合には、東洋人に多い頭のサイズや形状に合わせて設計された「アジアンフィットモデル」がおすすめです。こちらは丸みがあり、横幅も広めのタイプを多くラインナップしています。

通気性のあるもの

暑い時期はもちろん、走行中は汗でヘルメット内部が蒸れることもあります。熱がこもっていると、不快なだけでなく体調面に影響が出る場合もあります。また、空気を通し、通気性を確保するベンチレーションが備わっているかを確認しましょう。

軽量なもの

快適性を確保するうえで、重さは要チェック。長時間着用した場合も負担を軽減できますし、後方確認などをスムーズに行いやすいのもポイントです。ただし、軽すぎると強度が低くなり、安全面において不安があります。軽さと強度のバランスを見て、200～250g程度のモデルを選びましょう。

おしゃれでおすすめのヘルメット

オージーケーカブト CANVAS-URBAN （キャンバスアーバン）ヘルメット

シンプルデザインがスタイリッシュなヘルメット。フロントパッドとしての機能を備えるおしゃれなキャンバスバイザーも付いていて、着用しやすいのが魅力です。マットオフホワイト・マットブラック・マットアッシュブルーなど、カラーも豊富に展開。サイズはM/L(57～59cm)で、ダイヤル式のアジャスターによって、上下3段階に頭部へのフィット感が手軽に調節できます。また、日本自転車競技連盟が定める安全規格もクリア。後部と両サイド面に大型のリフレクターが搭載されているため、夜間走行時などに周囲への視認性も高めます。デザイン性と安全性に優れた、おすすめの自転車用ヘルメットです。