花粉症で目がかゆい!花粉症による目のトラブルにおすすめの目薬8選

花粉症には鼻づまりや咳、くしゃみなど様々な症状がありますが、今回は多くの人が悩まされている目のかゆみについて解説します。目のかゆみ、充血、痛み、目やになど花粉症による目のトラブルを軽減する方法とおすすめの目薬をご紹介します。

花粉症による目のかゆみはなぜ起こる?

花粉症による目のかゆみや充血などは「アレルギー性結膜炎」の症状です。人の体には、体内にウイルスや菌などの異物が侵入した際に異物を排除しようとする防御機能が備わっています。通常は花粉やハウスダストには反応しないのですが、人によっては花粉やハウスダストを異物だと認識し免疫が過剰に働いてしまうことがあります。そのようなアレルギー反応によって、目のかゆみをはじめ、花粉症の様々な症状が起こるのです。

花粉症による目のトラブルを軽減するには?

花粉症による目のトラブルを軽減するためには、できるだけ花粉との接触を避けることがポイントです。この時期花粉を完全に排除することは難しいですが、花粉の特徴を知ることで体内に入る量を減らすことができます。

花粉の多い日や時間帯を避ける

花粉は晴れて気温の高い日、風の強い日、雨の翌日の晴れた日に多く飛びます。また花粉の量がとくに多いのは昼過ぎと夕方です。このような天気の日や時間帯にはなるべく外出を控えることが大事です。

花粉症用メガネをかける

最近では花粉症用メガネが市販されていますが、花粉症による目のトラブルに悩まされている方にはおすすめです。メガネをかけることで通常の60%~70%も目に入る花粉をシャットアウトすることができます。

帽子をかぶる

メガネほどではありませんが、帽子も同様に花粉が目に入るのを防いでくれます。

衣類に付着した花粉を落とす

帰宅時には玄関でしっかり衣類に付着した花粉を落としましょう。そうすることで室内に花粉が入りこむのを防ぐことができます。コートなどは玄関にかけ、リビングや寝室に花粉を持ち込まないようにしましょう。

こまめに掃除をする

こまめに掃除をすることも室内の花粉除去につながります。掃除機は花粉が舞い上がりやすいので先に拭き掃除をするのがポイントです。

空気清浄機を使用する

最近では花粉やハウスダストに対応した高性能の空気清浄機が多く登場しています。空気清浄機をリビングや寝室に置くことで花粉を除去することができます。

それでも目のかゆみがひどい時には…

それでも目のかゆみがひどい時にはどうしたらいいのでしょうか?

目元を冷やす

目のかゆみや充血は目元を冷やすことで緩和することができます。保冷剤などを目に優しく当てましょう。

目を洗う

帰宅後すぐに顔を洗ったり、シャワーを浴びることで顔や髪に付着した花粉を落とすことができます。目を洗うことで目の中の花粉を洗い流すことができます。

目薬を使う

それでも目のかゆみがひどい時には目薬を使用しましょう。ただし、目薬は目のかゆみを根本的に治すわけではなく症状を軽減するにすぎません。抗アレルギー点眼薬は、アレルギー反応によるヒスタミンの働きを抑制してくれます。目薬は眼科で処方されるものと市販のものがありますが、市販のものは効き目が穏やかです。目薬の長期的な使用はおすすめできないので、症状がひどい場合や長引く場合には早めに受診してください。

花粉症におすすめの目薬7選

【第2類医薬品】ロート アルガード クリアブロックZ 13ml

アルガード史上、最強の処方設計!抗アレルギー成分 、抗ヒスタミン成分 、抗炎症成分など全有効成分 最大濃度配合。いつでも、どこでも、スムーズに点眼できるフリーアングルノズル、ワンタッチ式スクリューキャップで開ける時は左に1回カチッと回し、閉める時も右に1回カチッと回すだけ。

【第2類医薬品】マリンアイALG 15ml 1個

医療用で抗アレルギー剤として使用されているクロモグリク酸ナトリウム配合点眼剤にさらに生薬由来成分であるグリチルリチン酸二カリウムを配合したすぐれた効き目のアレルギー専用眼科薬です。クロモグリク酸ナトリウムは、アレルギーを引き起こす化学物質の放出を抑えるこ とにより花粉やハウスダストなどによる目のアレルギー症状を緩和します。さらに、抗炎症剤のグリチルリチン酸二カリウムと抗ヒスタミン剤のクロルフェニラミンマ レイン酸塩を配合していますので、目のかゆみや充血、なみだ目などのつらいアレ ルギー症状にすぐれた効果を発揮します。

【第2類医薬品】AGアイズ アレルカットC(クール) 13mL

抗アレルギー剤「クロモグリク酸ナトリウム」が、アレルギー誘発物質の放出を抑え、つらいアレルギー症状を緩和します。「クロルフェニラミンマレイン酸塩」が、アレルギー症状を起こすヒスタミンの受容体結合をブロックし、目のかゆみを抑えます。「グリチルリチン酸二カリウム」が、アレルギー反応による目の炎症をしずめます。「コンドロイチン硫酸エステルナトリウム」が、目のうるおいを保持し、角膜表面をいたわります。

【第2類医薬品】アレジフェンス 5ml×2本入れ 

アレジフェンスは,花粉の季節はもちろん,オールシーズンのアレルギー症状緩和に適した眼科用薬です。抗アレルギー成分「アシタザノラスト水和物」を配合し,アレルギー症状を引き起こす原因物質(ヒスタミンなど)の放出を抑えることで,症状を緩和します。防腐剤にベンザルコニウム塩化物を使用していません。小容量5mL・2本入りなので,持ち運びに便利で,衛生的です。

第2類医薬品】『ノアールPガード点眼液 8mL』

1日2回1本で約40日分。発症前から使用できるアレルギー点眼薬です。抗アレルギー剤「ペミロラストカリウム」を配合し目のアレルギー症状を緩和します。症状があらわれていなくても花粉飛散開始の1~2週間前からの使用をおすすめします。成分・分量 (8mL)中ペミロラストカリウム・8mg

ザジテンAL点眼薬 10mL(第2類医薬品)

ザジテン点眼液のスイッチOTC薬。抗アレルギー成分「ケトチフェンフマル酸塩」を配合した「アレルギー専用眼科用薬」です。抗アレルギー、抗ヒスタミン、抗炎症の3つの作用でつらいアレルギー症状をコントロールします。血管収縮剤は入っていません。

ラフェルサ ルイビーAG目薬 15ml【第2類医薬品】

「ルイビーAG」は、抗炎症剤をはじめ、抗ヒスタミン剤や血管収縮剤など、5種の有効成分が配合されていますので、それらの総合作用によりアレルギー性眼疾患の種々の不快な症状(目の充血、かゆみ等)を和らげます。

【第2類医薬品】小林薬品工業 ハイユニー 15ml

グリチルリチン酸二カリウムがアレルギー症状をひきおこすヒスタミンの放出を抑制し,症状の発現をおさえます。抗ヒスタミン剤のクロルフェニラミンマレイン酸塩がヒスタミンの作用をおさえ,目のかゆみを改善し,塩酸テトラヒドロゾリンが結膜の充血を取り除きます。抗炎症剤のグリチルリチン酸二カリウムと抗プラスミン作用のあるイプシロン-アミノカプロン酸の働きにより,炎症をしずめます。また、傷ついた角膜を保護し,回復を助けます。

まとめ

目のかゆみがひどいと仕事や育児に集中できず辛いですよね。こちらでご紹介した目薬は目のかゆみや充血など花粉症によるアレルギー症状を緩和してくれます。忙しくて病院に行けないときには市販の目薬が便利ですが、症状が改善されない場合や長期間使用する場合には医師に相談した方がいいですね。成分などもチェックすると安心です。

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