妊娠線予防のケアきちんとしてますか?妊娠線予防は妊娠がわかったらすぐにケアを始めることが大事。保湿やマッサージ、適度な運動を心がけましょう。
妊娠線というのはどういうもの?
妊娠線というのは、妊娠してお腹が大きくなってくる時に、皮膚に表れるひび割れのような線のことです。
ストレッチマークと呼ぶこともあります。
週数が進んでお腹が大きくなれば、皮膚も一緒に伸びます。皮膚は、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の三層で成り立っていて、一番伸びやすいのは表皮だけで、真皮や皮下組織は弾力性がないため、急激な伸びについていけません。そのため裂けてできるのが妊娠線です。
できる場所も様々で、一度できてしまうと完全に消えることはありません。できれば、あらかじめケアをして、妊娠線を予防しましょう。
妊娠線ってどうしてできるの?
妊娠線とは妊娠中に腹部の皮膚に現れるひび割れたような縦の線のことです。妊娠後に痩せても消えないことから妊娠中にしっかりケアしておけばよかったという嘆きをよく耳にします。
そもそも妊娠線はどうしてできるのでしょうか。
妊娠中はコラーゲンの減少によって、皮膚が乾燥し固くなるのでより妊娠線ができやすくなるのです。
妊娠線を予防するためにはできるだけ保湿し、血行を良くして、弾力のある柔らかい肌を保つことがポイントです。妊娠線はお腹以外にも、お尻や太もも、二の腕などにもできます。
早い時期から始めよう妊娠線対策
保湿する
妊娠線予防には一にも二にも保湿が大事です。妊娠線予防クリームには植物由来のエキスやオイルなどが配合されていますので妊娠中の敏感な肌を刺激することなく潤してくれます。しっとりとしなやかな肌をキープすることで妊娠線をできにくくします。
マッサージをする
一般的なボディクリームを使用してもいいのですが、マッサージの際に肌に摩擦が起きるとかえって肌を傷つけてしまうことになります。妊娠線予防クリームなら柔らかなテキスチャーでのびがいいのでマッサージに最適です。妊娠線予防には、腹部にクリームやオイルをなじませたあと、らせん状にくるくるとマッサージします。足の付け根から上へ向かって優しく引き上げたり、お腹を包み込むようにハート型にマッサージするのも効果的です。詳しいマッサージ方法は動画を参考にしてください。
【妊娠線予防マッサージ】
※ただし、激しいマッサージは子宮の収縮を促す危険性がありますので禁物です。
急激に体重が増えないようにする
最近は体重に関して病院で厳しく指導されますが、妊娠中の病気を避けるためにも、妊娠線を予防するためにも体重の増え過ぎには注意してください。体重が急激に増えると皮膚が急激に伸びるので妊娠線ができやすくなります。
適度な運動をする
妊娠線予防には適度な運動して血行をよくすることが大事です。運動をすることで体重の増加を抑えられえますし、筋肉を鍛えることができます。ただし、妊婦さんは激しい運動は避け、ウォーキングやストレッチなど体に負担のかからない運動を取り入れましょう。不安な方は運動を始める前に医師に相談してください。
お腹を支える
下腹部に妊娠線ができやすいため、普段お腹に何も巻かず無防備な状態で生活していると、いくら保湿やマッサージを頑張っても、下腹部の皮膚や筋肉ばかりが引き伸ばされてしまいます。できるだけ、お腹の位置の補正をしてください。さらしや妊婦帯などを用いて、お腹を下から上にグイっと支えてあげるとよいでしょう。
先輩ママの対策は?
「おはママ交流広場」でも妊娠線についての質問がありました。
先輩ママはどのような対策をしていたのでしょう?
・6ヶ月でお腹は出てるけど、まだ妊娠線はできていませんが、ホホバオイルとニベアを塗っています! これから日増しに大きくなってくると思うので、多めに。お風呂あがりにと、朝に2回ぬるようにしています!
・痒みを感じても掻かない事。掻いた所が割れてくるって聞いた事があります。
・やはり保湿だと思います。高級なクリームやローションよりニベアなど安価なものをたくさんこまめに塗る方が効果ありと聞いたことがあります。
・妊娠線がきになるので、「バイオイル」と言うオイルが良いです。私も使い始めてだんだん薄くなってきてます。
・妊娠線は消えないけど、薄くはなりますよね?体質とかによっては現れちゃうし仕方ないです。
まとめ
妊娠線予防は妊娠初期から始めるのが効果的なんですね。妊娠中は肌質が変わったという先輩ママも多いので、妊娠線予防クリームでしっかり保湿・マッサージをおすすめします。マッサージすることで体も心もリラックスして穏やかな気持ちで赤ちゃんに会える日を迎えることができますね。