かがくいひろしさんの絵本を知っていますか? 赤ちゃん向けのファーストブックにもぴったりの『だるまさん』三部作は累計570万部を超える大ヒット!
たくさんの赤ちゃんを笑わせ、ママたちの心を和ませてきました。
読み聞かせにもぴったりで、心温まるかがくいひろしさんのおすすめ絵本をご紹介します。
かがくいひろしさんとはどんな作家?
かがくいひろしさんは2005年に『おもちのきもち』で講談社絵本新人賞を受賞し、50歳でデビューしました。
その後、2007年に出版された『だるまさんが』が赤ちゃん向け絵本の定番になるほど大ヒット。それから次々に作品を描き、業界を席巻しました。
ところが、2009年に病気のため、54歳でその生涯を閉じました。
絵本作家だった4年間で書かれた絵本は16冊。
亡くなってから6年後、未発表作品だった『うめじいのたんじょうび』が発売されています。
かがくいひろしさんの絵本おすすめ8選
だるまさんシリーズ「が・の・と」 (ブロンズ新社)
「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の3冊セット。
出産祝いやお誕生日のプレゼントなどにもぴったりです。
おふとんかけたら (ブロンズ新社)
たこさんやまめさん、ソフトクリームさんなどにおふとんをかけたら、どうなっちゃうのかな?
擬音も楽しく、想像力も広がります。
おしくら・まんじゅう (ブロンズ新社)
紅白まんじゅうがいろいろなお友達とおしくらまんじゅうをしたら……?
ぎゅうぎゅう押すだけにとどまらないその姿は、子供から大人まで大爆笑です!
初日は10回以上リピートで、返却までの2週間、毎日読んでと持ってくるので購入しました。
現在1歳5か月ですが、相変わらず好きで、納豆を食べていると読みたいと要求し、毎日のように読んでいます。
ゆうれいの真似をしてべぇっとしたり、こんにゃくが押されて困るのを喜んでいます。
がまんのケーキ (教育画劇)
かがくいさんの本にしては、ちょっぴり対象年齢が上の絵本。
出てくるキャラクターの妄想とやりとりがとっても楽しいです。
5歳になる娘は夜寝る前に10冊本を読んであげると決めているのですが毎回がまんのケーキは読むリストに入っています。
鯉と亀と蛙・・・ そしてケーキ。そして面白いセリフ。。
こんな絵本大人になるまで読んだことなくて斬新でした。絵本って面白いんだなっと大人も思えると思います。
なつのおとずれ (PHP研究所)
梅雨明けから夏になるまでの天気の様子がよくわかる本。
かわいいのに、季節のうつりかわりがとてもリアルです。
季節を感じるかがいくひろしさんの作品は絵がちゃんと語りかけてくれる。この作品は夏を代表する様々なものが登場します。読み終わった後には夏の準備しなくっちゃ~と夏が待ち遠しくなる。『夏にはあと水着と~アイスクリームと~』と色々話を作り足していました
まくらのせんにん さんぽみちの巻 (佼成出版社)
仙人さまにお供するしき布団さんとかけ布団さんのお話。
人助けをするお布団さんたちの、ほのぼのした会話がおすすめです。
もくもくやかん (講談社)
何日も雨が降らず、大地が干上がってしまったある日、やかんたちが集まって何やら相談しています。登場人物たちの一生懸命さと力のこもった絵に、ほっこりしそうです。
ストーリーも、細かな描写も、全てが子供にとって興味あることのようです。
これなぁに、かっぱさんがいる、など毎回お話ししながら楽しめるオススメの絵本です。
うめじいのたんじょうび (講談社)
絵本作家としてデビューする前に、かがくいさんが描いていた作品。
つけものの子どもたちと、お年寄りの交流がユーモラスであたたかいです。
子どもの為にとあつめて読んでいたのに、いつしか自分がほしくて。。笑
うめじいで全部揃いました♪
かがくいさんの絵本を読むと、疲れていてもほんわか優しい気持ちになれます。
癒してもらっていつもありがとう♪♪
まとめ
いろいろな身近な物を擬人化しているものが多く、リズミカルな言葉で子どもたちの心を惹きつける、かがくいさんの絵本。
親子で、いくつになっても楽しめるので、読んでことがないという方はぜひ!
読む年齢によっても見方や面白さが変わってきますよ。