子供の笑顔を引き出す絵本

豊かな心を育むのに大切な“絵本”ですが、種類がたくさんあってどれがいいのか迷ってしまいますよね。絵本は子供とのコミュニケーションが取れるだけではなく、子供を笑顔にしてくれる、お助けアイテムとしても大活躍!
そこで今回は、子供がご機嫌になってくれるとの声が多い絵本をいくつか集めてみました。

赤ちゃん爆笑!?だるまさんシリーズ

『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』
作・絵:かがくい ひろし
出版社:ブロンズ新社
対象:0歳〜

「だるまさんが◯◯」の繰り返しがコミカルに描かれている大人気シリーズ。
「どてっ」と転んだり、「ぷしゅー」と潰れたり、「ぎゅっ」とくっついたり、愛くるしい動きをするだるまさんに、思わず赤ちゃんもニコニコ笑顔に。
「だーるーまーさんがー」「だ・る・ま・さ・ん・が」など読み方を工夫すれば、赤ちゃんはさらに喜んでくれるでしょう。ファーストブックとしてもオススメの1冊。

レビュー

「だるまさんが」の時点でかなり子供がノリノリになる。次のページをめくるより早く「きゃー」と奇声を上げて喜ぶ。これが見れるだけでこの本の価値はあると思う。本当に良く出来ていて、「だるまさんの」の本のおかげで目や歯や毛を覚えてくれた。流石に尾は無いので覚えてくれてはいない。1歳の子供がこんなに喜ぶ絵本は沢山の人に読んでもらいたい。
星10個付けたいくらい。図書館に置いてあることが多いので、一度読んであげて気に入ったら買ってあげてもいいと思う。

3ヶ月の娘は絵本を見ると表情が変わり、とても嬉しそうにするのですが、特に「だるまさんが」を読んであげると声をあげて大喜びします。だるまさんの形や赤い色がいいのかもしれません。シリーズで揃えたいです。

親子で幸せコミュニケーション

『くっついた』
作・絵:三浦 太郎
出版社:こぐま
社対象:0歳〜

自分のほっぺと子供のほっぺをくっつけて「くっついた!」。
絵本を読み聞かせながら、幸せなコミュニケーションが取れる嬉しい 1冊。
しかもこの絵本、ほかにも色々なものがくっついちゃうんです。ページとページをはさんで「金魚さんと金魚さんが くっついた」「ぞうさんとぞうさんが くっついた」。
単純な話なのに微笑ましい、ハートウォーミングな絵本です。

レビュー

評判の良さに惹かれて子供が3ヵ月の頃に購入しました。現在6ヵ月ですが、この絵本を読もうとすると笑顔になります。
文章のテンポがよいので赤ちゃんでも楽しめるし、何より新米ママやパパが「くっついた〜♪」と子供とふれ合うきっかけをつくってくれる絵本ではないでしょうか。
勿論、「お母さんとわたしがくっついた〜♪」というところは子供の名前にかえて読み聞かせています。
主人の一番好きな絵本でもあり、赤ちゃんの読み聞かせにおススメです。

娘が6カ月のときに購入しました。それまで本にあまり興味を示さなかったのに、読み聞かせ1回目からくっつく動物たちを見てニコニコ。
翌日も読んだら、最後のお母さんとくっつく場面では自分からむぎゅーっと抱きついてきて私も娘も大笑い!絵本の読み聞かせで自分から大きなアクションをしたのは初めてで、とても嬉しい思い出になりました。
最後はお父さんも登場しますので、忙しいパパも呼んで家族みんなでムニュっとくっつくと、絵本タイムが素敵な時間になると思います。

「あはは」の引力

『おひさま あはは』
作・絵:前川 かずお
出版社:こぐま社
対象:0〜3歳

お花、子犬、魚など、どのページにも「あはは」と溢れる笑顔・笑顔。
赤ちゃんでもわかりやすいシンプルさで、読み聞かせに最適です。
絵本につられ、子供は「あはは」。
そして読んでいる側までも、「あはは」の連続に気づいたら笑顔になっていることでしょう。

レビュー

絵本がさほど好きではなく、親の義務としてがんばって読み聞かせをしていた私ですが、この絵本は違います。この絵本を読んであげると、娘もあはは。この絵本を読みながら、私もあはは。なんだかとても楽しくなります。
0歳児から楽しめる、いい絵本にめぐり合えました。

みんなが“あはは”と笑っている顔を見て1歳8ヶ月の娘は大喜び。
絵本が大好きな娘のお気に入りの1冊になりました。天気が良い日の朝に読むととてもごきげんになります。
私自身もこんなふうにいつも笑っていたいなと思わせてくれる本でした。

幼児版『ウォーリーを探せ』!?

『きんぎょが にげた』
作・絵:五味 太郎
出版社:福音館書店
対象:2歳〜

子供たちに大人気の絵探し本。
「ぎんぎょが、にげた。」「どこに、にげた。」
「おや、またにげた。」「こんどは、どこ。」
絵の中から金魚を見つけ出しては、子供は「いた!」と大喜び。
世代を超えて愛されているロングセラー絵本です。

レビュー

友達から出産祝いにいただいて、1歳半くらいから読み始めました。
2歳〜となっていますが、1歳半だと完全にわかる内容です。うちの子は大好きすぎて、完全にどこにきんぎょがいるか記憶しているし、もう覚えてしまっているのですが、「いた!」といいながら指をさし、とっても喜んで得意げです。
1日10回くらい読んでいるのですが、まったく飽きる気配ありません(笑)。
きんぎょ以外にも、いろんな身の回りの物とかがでてくるので、傘は?キリンは?ごみ箱は?帽子は?など言うと指をさして喜んでいます。
とってもよくできた絵本だと思います!!ぜひおすすめしたいです。

お魚が大好きな2歳の息子のために購入しました。にげたきんぎょを各ページごとに探しあて、おおはしゃぎ!
飽きっぽい息子ですが、何度も何度も「もう一回読んで、読んで」とおねだりします。絵がシンプルでカラフルなのも、子どもの興味を引き付けているようです。
子どものために買って良かった一冊です。

ちょっと変わりダネの絵本

『うどんのうーやん』
作:岡田 よしたか
出版社:ブロンズ新社
対象:3歳〜

「ほな いってきますう」
大忙しで人手不足ゆえ、出前のうどんをうどん自身に行かせるという斬新な始まり。
関西弁が味わいを加え、優しくて包容力のありすぎるうーやんの珍道中に大人も子供も大笑い。
「わたるしかないやろ」と川だっておじけずに渡っちゃう男前なうーやんに格好よさも覚える(!?)、人気の1冊。

レビュー

他を否定しないうどんさんの話です。困っている者をみんな器に入れてあげて、そしてそのみんなで頑張る。読んでいると大人も何故だか元気が出ます。
関西弁風&テンションを上げて読み聞かせすると小さい子にウケます(^^)(ただしうどんが生きている事を受け入れ難い大きい子には少し引かれる可能性も…w)!

知人のおすすめで購入しました。関西弁で話が進められるのですが、ノリが良くて子供達(5歳)げらげら笑って話を聞いています。
ストーリーも助け合いの心、困難にも立ち向かう等、ただのうどんの話ではありません。楽しい絵本好きな方におすすめです。プレゼントにも良いと思います。

まとめ

中にはパパママも子供の頃に読んでいた懐かしい絵本もあったのでは?
まだ言葉がわからない赤ちゃんも、絵本のカラフルな色彩や、繰り返すリズムなど、刺激を受ける要素がたくさん!
同じ絵本でも、月齢が上がってくると楽しみ方もどんどん変化して、子供の成長にびっくりすることもあるかもしれませんね。
そんな絵本のチカラを借りて、幸せな親子タイムをお過ごしください。

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