ヨシタケシンスケさんという絵本作家さんを知っていますか? 名前は知らなくても、「りんごかもしれない」や「おしっこちょっぴりもれたろう」という書名は聞いたことがあるはず。
今回はヨシタケシンスケさんの絵本からおすすめのものをご紹介します!
ヨシタケシンスケさんの絵本おすすめ10選
MOE絵本屋さん大賞で1位を4年連続で受賞したヨシタケさんは、2児のパパでもあります。
物事は一つの視点ではなく、いろいろな捉え方ができるというところに気づかせてくれるところが大きな魅力です。
『りんごかもしれない』
目の前にあるりんごを見て、「もしかしたら、これはりんごじゃないのかもしれない」と思った男の子はどんどん想像を広げます。常識も予想もぶち壊しながら、発想が広がっていきます。
大人の凝り固まった考え方をほぐすにも良さそう。
『おしっこちょっぴりもれたろう』
子どもの共感がたっぷり得られる本。
ちょっぴりもれちゃってもいいじゃない? と言い訳する姿がかわいらしいです。
パパママも我が身を振り返ることができるかも!?
『もうぬげない』
服が脱げなくてもなんとかなる! と男の子は妄想を繰り広げます。
想定外の展開にびっくりして、大爆笑してしまうかも。
ストレス解消にもなりますよ。
『なつみはなんにでもなれる』
主人公のなつみちゃんが毛布を使ってモノマネ問題を出し、おかあさんがそれに応えるというストーリー。最後に笑える仕掛けもあって、家族で楽しめます。
ママの共感ポイントもたくさんありますよ。
『それしかないわけないでしょう』
考え方ひとつで楽しい未来がたくさん見えてくる! 限定された考え方から解き放たれ、いろいろな未来を空想するようになります。
考えるためのヒントをもらえる本です。
『りゆうがあります』
子どもたちがついやってしまうクセには、ちゃんとした理由があるというお話。
これを読んだら、パパママも自分の子どものクセを笑い飛ばせるようになるかも。
子どもをまるごと認めてあげられるようになるかもしれない本です。
『ぼくのニセモノをつくるには』
自分にそっくりのニセモノをつくるために、男の子は自分の分析を始めます。
自分らしさについて考えさせられる本です。子どもから大人まで物語の奥行きの深さを味わえます。
『このあとどうしちゃおう』
おじいちゃんの「死」がテーマになった絵本。おじいちゃんの部屋で一冊のノートを見つけた主人公の男の子は、おじいちゃんが考えていた天国の姿について思いを巡らせます。大人でも考えさせられる本です。
『つまんないつまんない』
男の子の頭にうかぶ「つまんない」の謎を掘り下げていく絵本。
つまんないことをたくさん考えていくと、だんだん楽しくなってきてしまいます。
「つまんない」が口癖の子に読んであげると楽しめるかも。
『あるかしら書店』
読み聞かせなど小さな子ども向けというよりは、小学校高学年から大人が読んでも楽しめる本。
「あったらいいな」と思える本やグッズなどが次々に登場します。
まとめ
日常の中で誰もが感じることが、普通に表現されているヨシタケ作品。
子供はもちろんのこと、大人が読んでも「そうそう!」「あるある!」と楽しめます。
お子さんと一緒にヨシタケワールドを堪能してみてください。