子供に将棋を教えたいママ必見! 目指せ、第ニの藤井聡太!

将棋といえば藤井聡太さんの活躍で、子供から大人まで注目を集めている勝敗ゲーム。子供が将棋をすることで、礼儀や集中力など、子供のさまざまな面を成長させるといわれています。早いうちから将棋を始めさせたい!と考えるママも多いと思います。

子供がテレビゲームより将棋に興味を持ってもらえるために、どう導いてあげるべきなのかなど詳しくお伝えします。

将棋でなにを学べるの?

実は、将棋ってものすごく奥が深いゲームなのをご存じでしたか?
1対1の対決なので、必ずどちらかが勝ちどちらかが負けます。勝敗の決着が着くまでの時間などで、さまざまな面で“学び”を得られるんです。具体的にどんなメリットがあるのかご紹介します。

礼儀を学ぶ

将棋は必ず「礼で始まり、礼で終わり」ます。たとえ、どんなに好きじゃない相手や年齢やランクが上や下だったとしても、挨拶をしなければなりません。

■始まりは「お願いします」
対局を始める前に、お互い向かい合って「お願いします」と挨拶をします。その後、対局中は一切話しをせずに勝負をします。

■二言目は「負けました」の宣言
始まりの挨拶が終わり、次に言う言葉が負けの言葉です。その間、数時間と勝負が着くまでの間、無言です。将棋は勝った方ではなく、負けた方が「負けました」といわなければなりません。

■終わりは「ありがとうございました」
対局中にどんな思いで将棋をしたのか、振り返る感想戦を最後におこないます。感想戦で一局の終わりとなるのですが、一番最後に「ありがとうございました」と挨拶をお互いします。

挑戦する力を学ぶ

相手がなにを考えているのか読めないのが将棋の面白い部分です。「どうやったら勝てるのか」など、心の中で考えなくてはなりません。勝負がつくまで、次のような力が学べます。

  • 上を目指して頑張る力
  • 今の状態を素直に認め挑戦する勇気
  • 自分の弱さを認める・知る
  • 自分の負けを認める
  • 謙虚になれる

好奇心旺盛な子供が将棋をすることで、挑戦する力がどんどん学べるチャンスです。相手の意見などを受け入れる、自分の負けを認めるなど、謙虚な気持ちを持ち人付き合いも上手になれます。

責任感を学ぶ

対局中はたとえ親であっても、声を出しての声援をしてはなりません。ほかのスポーツは「頑張れ〜」などの声援が聞こえますが、将棋はジッと声を出さずに見守る勝敗ゲームなのです。この冷静な中、頼れるのは自分自身となり、子供たちは次のような力が学べます。

  • 約束を守る
  • 自分自身との戦い
  • 前向きに行動する
  • 段取りが上手になる
  • 最後まで諦めない気持ち
  • 自身を持って言葉にする(悪口を言わないなど)

対局で負ける・勝つを決定するのはすべて自己責任です。責任感を学ぶことで、キレイな部屋にするために整理整頓したり、気配りができるなどの心へ変化します。

考える力を学ぶ

将棋はただ考えるだけではなく、「冷静に考える」ことができなければ負ける回数がどんどん増えてしまいます。どうコマを動かすか考えるだけで、次のような力が学べます。

  • 先を読む(推測)
  • 冷静さ(感情コントロール)
  • 計画的な行動する
  • アイデアを生む
  • 自分の力を絞り切る
  • 集中力

集中し考え、先の先を読んで一手を打つ。これが将棋の世界です。冷静に判断するために、頭の中でさまざまなアイデアを生み出すようになります。

忍耐力を学ぶ

将棋は勝ち負けの決着が着くまで、長ければ数時間以上かかることも珍しくありません。コマをひとつ動かすだけでも数分待つなど、時間をかけてゆっくりと進めていく競技です。忍耐力を学ぶことで、次のような力が学べます。

  • 感情のコントロール
  • 計画的に行動
  • 自分自身を信じる
  • 全体像を見る
  • 想像力
  • 相手の立場に立つ

相手が一手を考えるまでの間、「どう挑んでくるか」「どうすれば勝てるか」「守りをどうするか」など、自分自身と相手の思考を考えながら待たなくてはなりません。

忍耐力は学校でももちろん、社会生活などでも必ず必要ですので、将棋を通じて小さいうちから“待つ力”をしっかり身につけられます。

将棋はどこで学べるの?

将棋はコマと盤を用意するだけで、どこでも対局できるゲームです。古来から親しまれてきた身近なものですから、家族などから学ぶ人もいますが、最近は様々な機会があります。

学校のクラブ活動や授業の一貫で教えていたり、児童館などの学童、地域のイベント、四谷大塚 こども将棋教室のような塾などでも教えています。

日本将棋連盟にお願いすると、棋士が出張して指導したり大会の審判や詰将棋作成の斡旋もおこなってくれます。子供会や学校行事のイベントなどでお願いしてみるのもいいですね。

子供におすすめ!将棋アイテム

将棋は「遊び」の一種ですが、ルールが難しく、堅苦しいイメージが強いため、子供に覚えてもらいたくても、とっかかりで拒否してしまう子も多いと思います。そんな子供たちでも、興味を持って将棋を始められるアイテムをいくつかご紹介します。

コマの動かし方がわかる「くもん(公文 KUMON)ニュースタディ将棋」

将棋のルールがわからない子供でもすぐ始められるように、コマの動かし方が一目でわかるように工夫した将棋盤です。覚えさせたい!将棋に興味を持ち始めている子供へプレゼントしてはいかがでしょうか。

口コミ

  • 私も夫も将棋がわからず、「やってみたい!」という子供のために購入。親も一緒にルールを覚えながら勝負できるので楽しいです
  • こちらの商品を購入してから、テレビゲームより将棋ばかりやっています。おじいちゃんに勝つ!と一生懸命、毎日練習しています。

持ち運びに便利な「木製将棋セット」

新桂7号折将棋盤と木製のコマのセット。将棋盤は持ち運びに便利な折りたたみ式で、将来、盤が剃らないように工夫して製造してあります。コマは桐箱に入っており、どこでも本格的に将棋を楽しむことができます。

口コミ

  • 木のニオイと感触がお気に入りみたいです。コマに書かれた文字も本格的で、祖父宅へ行くときの必需品になっています。
  • 少し大きめの7号を購入。お昼休みや休憩時間に友達と遊んでいます。

ゲームで遊べる「遊んで将棋が強くなる! 銀星将棋DS」

ニンテンドーDSで遊べる将棋ソフト。基本ルールから覚えられる将棋教室や、レベルに合わせて対局プレーできる機能が充実しています。

口コミ

  • 親も一緒に熱中できるゲームです。DSなので時間が開いた時にいつでも楽しめるのがいいですね。
  • 誕生日プレゼントで渡したところ、すごく喜んでくれました。いつか一緒に勝負できる日が来るのを楽しみにしています。

本格派向けに「新桂2寸ハギ足付将棋盤セット」

子供でも対局がしやすい厚みの一枚板の足付き将棋盤。将棋といえばこの形でしょ!という人たちに選べれています。重量感もしっかりあり、本格的な将棋を楽しめます。

口コミ

  • テレビで見るような将棋盤セットとまでいきませんが、似たような雰囲気を自宅で楽しめるので、子供たちが大喜びしています。
  • 将棋盤を大切に扱う子供は、勝負が終わると必ず拭いて片付けます。きれい好きになったな〜と感心しています。

いろいろな遊びができる「ハローキティ はじめてのしょうぎセット」

将棋にそれほど興味がない子供でも遊べるよう、さまざまなパターンがあります。こまつみあそび、コマを使ったごっこ遊び、コマを並べて対局など。子供たちが楽しみながら将棋の世界へ入り込めます。

口コミ

    • クリスマスプレゼントで購入しました。将棋だけではなく、女の子が好きそうな遊び方がいくつもできるので、選んで良かったなって思います。

将棋がわからない人向けに、わかりやすくルールのガイドブックが入っていました。キティちゃんがとっても可愛いです。

頭脳ゲームができる「トイザらス限定  オセロ&将棋」

オセロと将棋がセットになったゲーム盤。どちらも頭脳戦なので、テレビゲームなどばかりおこなっているお子さんにもおすすめです。コマと盤はマグネット式なので、衝撃でせっかく対局したコマがズレる心配がありません。

口コミ

  • 磁石付きなので車の中など、いろんな場所で楽しめます。2つの遊びが楽しめるので、家族みんなで遊べます。
  • 子供が欲しいと言ったので購入しました。子供より親の方が熱中しています(笑)

知育遊びに「木のおもちゃ ディンギー はじめてのしょうぎセット」

将棋のコマでつみき遊びからスタートできる知育将棋。将棋のルールがわからない子供のために、コマが進める方向を印で表現してあります。将棋盤は折りたたみ式で、コマやガイドブックが中に収納できるようになっています。

口コミ

  • プレゼントとして頂きました。はじめは「将棋?」って思っていましたが、使っていくうちに子供がどんどん上達し、ゲームよりこっちの方が楽しいらしく、親としては嬉しいかなと思います。
  • コマは普通より小さめです。子供でも無理なく対局できるので満足です。

インテリアにもなる!「クリスタルグラス将棋 」

飾りにもおすすめのクリスタルグラスの将棋セット!将棋といえばおじさん臭いイメージがありますが、おしゃれなガラス製なので子供や女性も楽しみながら対局できます。

口コミ

  • どちらかといえばインテリアとしての商品ですが、十分に遊ぶこともできます。セカンドとして部屋に置いています。
  • 息子の誕生日で購入しました。学校で将棋が流行っているらしく、帰宅するなり1人で勝負のために作戦を練っている姿をみる機会が多くなりました。

まとめ

将棋を通じて子供たちはたくさんの学びを習得できますが、子供が興味を持っていないのに無理やり押し付けるのはNGです。興味を持ってもらうため、わかりやすいルールやコマくずしなど、楽しみながら覚えられる将棋セットなど選んでみてはいかがでしょうか。

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